偶然つけたテレビにけビンスペーシーの顔。
それだけならすぐテレビの前を離れられたのに、
なにやら中年のくたびれたオヤジが新しい職について
苦労する話のようです。そして、新しい恋も予感させるシーンが
続いて…。でもこのあたりではまだよくあるドラマです。
読みかけの本やらやる事があるからと腰を上げかけました。
そして、それをやめさせたのは、『ロズウェル』にでていた
あの俳優が出ていたからです。マックス役のジェイソンベア
です。
時に、私も今日上陸した台風7号によりひどい目に会いました。
まあ毎年の行事のようなものですが、友人の協力により事なきを
得ましたが、なぜ毎年このような事を繰り返すのか。それとこの
映画の意味するところが妙に呼応するかのようでした。
台風がやってくるという雨が降ったりやんだりの高麗駅にたたずんで
確かに鳴いているセミの声を聞きながらゴッホの見ていた黄色に
ついて考えていました。
夏はゴッホの季節です。なぜか日本人はゴッホ好きです。NHKの美術
番組で必ず特集がなされ、夏には必ず日本のどこかでゴッホ展があります。
その度に私は美術展に出かけ話題の絵を見ます。なぜ私だけでなくゴッホ
をみんなが好きなのか。絵に潜む狂気をみんなはどう見ているのか逆に
聞きたいです。あのすさまじい魂の叫びをなんと見るのか。ただ、変わってる
面白いなのか。狂うまで高められた自己主張。肉や骨を透徹した魂の咆哮。
あの太い筆使いや透かし見える魂の気高さ。彼は何を知っていて何を見て
いたのか。彼の芸術性ほどのものを私の周りの自称芸術家達は毛ほども感じ
させません。わが町にはまだ個人の喫茶店が多くあり、そこには地元の芸術家
による作品展などが行われているのです。
それは気恥ずかしさも感じられない自己開示のようでもあるし、ただ時間の
無駄のようでもあります。気恥ずかしさもあればまだ失笑のうちにこの地方では
こんなこともありますで済まされましょう。もはやそんな予断も存在しません。
人生はそんな無駄も余裕を許す隙間も今はないのです。毎月40兆もの国債が
発行され、それは日本国内の金融機関により消化されてきました。しかし、それ
もこの先このまま続く保障もありません。いつ利払いが停止され破産国になり
下がるか解りません。ろくな構造改革もできぬまま増税基調でいつになっても
役人や政治家はのさばり庶民は絞られて物言えぬ老人だけの国になろうとして
います。
国際的発言力をどうこう言う前にまずアジアの中で日本はどういう国なのか
もう一度足元を見直し、財政を立て直し、国の行き末をつけるべきです。
誰も責任をとらないいつもその場しのぎのビジョンを持たない行政や政治
はもうまっぴらです。
シッピングニュースのようにあらしの後に救いが来るそんな厳しい人生にも
浄化と再生があるとする美しいラストにつられて夏につきもののゴッホの
芸術とその崇高な意識としっかりとある狂気を考えつつ今日は台風を楽しみ
ました。明日はお気に入りの珈琲屋に出かけてモカを飲みます。そのわけは
明日。
それだけならすぐテレビの前を離れられたのに、
なにやら中年のくたびれたオヤジが新しい職について
苦労する話のようです。そして、新しい恋も予感させるシーンが
続いて…。でもこのあたりではまだよくあるドラマです。
読みかけの本やらやる事があるからと腰を上げかけました。
そして、それをやめさせたのは、『ロズウェル』にでていた
あの俳優が出ていたからです。マックス役のジェイソンベア
です。
時に、私も今日上陸した台風7号によりひどい目に会いました。
まあ毎年の行事のようなものですが、友人の協力により事なきを
得ましたが、なぜ毎年このような事を繰り返すのか。それとこの
映画の意味するところが妙に呼応するかのようでした。
台風がやってくるという雨が降ったりやんだりの高麗駅にたたずんで
確かに鳴いているセミの声を聞きながらゴッホの見ていた黄色に
ついて考えていました。
夏はゴッホの季節です。なぜか日本人はゴッホ好きです。NHKの美術
番組で必ず特集がなされ、夏には必ず日本のどこかでゴッホ展があります。
その度に私は美術展に出かけ話題の絵を見ます。なぜ私だけでなくゴッホ
をみんなが好きなのか。絵に潜む狂気をみんなはどう見ているのか逆に
聞きたいです。あのすさまじい魂の叫びをなんと見るのか。ただ、変わってる
面白いなのか。狂うまで高められた自己主張。肉や骨を透徹した魂の咆哮。
あの太い筆使いや透かし見える魂の気高さ。彼は何を知っていて何を見て
いたのか。彼の芸術性ほどのものを私の周りの自称芸術家達は毛ほども感じ
させません。わが町にはまだ個人の喫茶店が多くあり、そこには地元の芸術家
による作品展などが行われているのです。
それは気恥ずかしさも感じられない自己開示のようでもあるし、ただ時間の
無駄のようでもあります。気恥ずかしさもあればまだ失笑のうちにこの地方では
こんなこともありますで済まされましょう。もはやそんな予断も存在しません。
人生はそんな無駄も余裕を許す隙間も今はないのです。毎月40兆もの国債が
発行され、それは日本国内の金融機関により消化されてきました。しかし、それ
もこの先このまま続く保障もありません。いつ利払いが停止され破産国になり
下がるか解りません。ろくな構造改革もできぬまま増税基調でいつになっても
役人や政治家はのさばり庶民は絞られて物言えぬ老人だけの国になろうとして
います。
国際的発言力をどうこう言う前にまずアジアの中で日本はどういう国なのか
もう一度足元を見直し、財政を立て直し、国の行き末をつけるべきです。
誰も責任をとらないいつもその場しのぎのビジョンを持たない行政や政治
はもうまっぴらです。
シッピングニュースのようにあらしの後に救いが来るそんな厳しい人生にも
浄化と再生があるとする美しいラストにつられて夏につきもののゴッホの
芸術とその崇高な意識としっかりとある狂気を考えつつ今日は台風を楽しみ
ました。明日はお気に入りの珈琲屋に出かけてモカを飲みます。そのわけは
明日。