仕事でぐったりのはずが。

今日も暑い日でした。
昨年はいつ梅雨が明けたのか解らないような毎日真夏日の
厳しい年でした。今年は、週3日真夏日で後は曇って30度を
切る日もあるという、まあまあの塩梅です。

昨日は、まったく走る気がしない日でした。
今日は今日で仕事をこなし、かなりぐったりとして電車から降り
外は真っ暗になっているのに、冷蔵庫のような車内から降りると
外は蒸し風呂です。こんな中走るのかという気分かというと差にあらず
走りたくってうずうずしているのです。
最近ペース感覚が出てきたと前書きましたが、前のように走るのが
楽しくてしょうがない状況や走っていると気持ちよくなるようなこと
がないのにただ走るその疾走感覚がまた楽しくなってきました。

暑いとそれだけで心拍が上がるのですが、呼吸でそれを抑えたり
苦しくなっても呼吸やペースでそれをなだめたり、とにかく走る
速度を如何に落とさないようにするか体が対処するようになりました。
今までは、苦しいからペース落とすとか心拍が上がりもう苦しい息も
不規則になり速度を上げられないという状況もこうなったらこうしようと
対処する幅と意識がはっきりと働きます。ギヤやアクセルを調整する
感覚と同じです。考えてみれば走っているというのは絶えず一本足で
はねたり着地したりの繰り返しなのです。

そのリズム感とバランス感覚もスキーに生きるはずです。
歩いているときには、常に2本の足で着地しています。足の振り出しも
一本の足を出しているだけです。走っているときには前身で動き一本の足で
支えそしてそれがまた一本の足で跳んでいます。この回転とバランスの
繰り返しは考えればすばらしい運動です。スキーの2軸で走るイメージも
骨盤を回して滑る感覚も骨盤を回して足を出す走りに通じていますし、
ただ斜面をスキーに乗り滑り降りてくるという単純な運動にも走りと
同じ運動法則が感じられます。階段を小走りに下りるときにもそうです。
コブを小気味よく刻んでいるときと同じ意識を感じます。

スキーでは丸沼のサマーゲレンデが気になります。
ザウスがあればと今年は特にそれを思います。