King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

テロに思う

2005年07月15日 23時39分10秒 | 日々のこと
ロンドンで起きた同時多発テロの実行犯らしき人物が身柄拘束という
ニュースを見ました。
イギリスにもアングロサクソン系の白人ばかりでなく、国籍を持った
アラブ人が沢山いるのを知り、それらが果たしていまさら自爆テロを
行うかとても疑問に思いました。彼らはイギリスの習慣でモスクにも行かず
別に宗教的な生活もしていなかったそうです。アラブ系住民というだけで
アラーを崇拝し、断食したり一日に何度もメッカの方を向いて拝んでいると
思っている人もいるようですが、私の知っているイラン系の人は、日本語も
ぺらぺらで日本人はアラブ人もインド人も区別つかないと良く言っています。

中国人も韓国人も日本人も彼らや西欧人からすれば、区別がつかないのとおなじ
です。地下鉄やバスなどという庶民の足を狙うという発送がまずわかりません。
イスラム過激派もしくはイスラム原理主義と呼ばれる人がこんな事を計画する
はずありません。日本とアメリカが所謂バブル経済の後どうして立ち直ったか
という経路を考えればその辺解ると思います。今日本は、景気が悪いといわれ
なかなかデフレから脱却できません。景気が悪い。それを抜け出すには需要を
創出するしかないのです。そこでニューディール政策といわれる大型公共投資や
公共事業で、アメリカは過去不況を乗り切りました。その後はどうか。日本が
かつてなべ底景気でそれを抜け出したのは、朝鮮戦争があったからです。つまり
戦争こそが新しい需要なのです。

ものも金もあまっている日本では、人も働かなくなリ国民総生産も落ちています。
その上少子高齢化で今後よくなる要素はありません。イランの占領が長引かなく
なれば、核を持っていると大言壮語の将軍などは即刻駆逐されてしまうでしょう。
中国にしろ北朝鮮にしろ今の体制が持たないという観測がしきりです。日本は
戦争をしないという憲法を持っていますが、そばで他所の国がやってくれる分には
こんないいことはないわけです。中国はあれだけ世界の投資を集めたけれど、最近は
距離を置いた方がいいぞというムードが高まり、言葉の問題もあり、これからは
インドが新しいパートナーシップを結ぶにふさわしい国と注目されています。

中国やインドが日本並みに資源を消費したら環境もすぐ悪化します。しかし、経済
界はもはやそういった海外の市場を作る方向で動いています。イギリスで起きたテロ
などはとても古い手法の一手のような気がします。本物の攻撃ならオームがやるような
交通テロなどでなくて、ニューヨークの貿易センタービルのような象徴的なものを
狙うはずです。それに、建物や規模ばかりでなく、人よりもシティのデーターのような
物を狙う方が利にかなっています。
コメント
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