関東地方には、台風4号が16日に上陸するという当初の
予想が、段々早まり15日には通過するようなことになっています。
色々なことに影響がありましたが、今日の予定としては、ジムに
行き雨の中のランニングは回避しました。つまりこれは、今日明日は
雨でなお16日が通過なら連休中はずっと雨ということです。雨の中
3日も走れば、着るものも履物も無くなります。そこまで不快な
ランニングを続ける必要もないでしょう。
それに予報は、往々にしてはずれます。関東に来るまでは長いので
陸に上がった時に勢力が弱まることも間々あります。ということで、
今は無理して走らないということになり、ジムに行きました。セルシオの
重役風が今日もいました。今日インストラクターとの会話を聞いたら
除細動機について質問していました。世の中の動きとして公共施設に
AEDが設置されているという事を知らないのは、普段から新聞を読んで
いない可能性があります。
時に、世の中の注目ワードに極端に疎い人がいますが、そういう
世間の狭い人とも感じが違いますが、会話の内容でその人の
知的レベルや精神的成熟度などが知れる事があります。相手となった
インストラクター氏も世の中的なものを知らないらしく、ひどく会話は
ギクシャクしたものとなっていました。もともとこのインストラクターは、
今までの歴代の中でも社交性、外交性がいいわけでなく、いつも
自分に課せられた仕事のみをこつこつとこなすタイプで、自らの存在
意義を問うたり、よりよいインストラクターのための会話術など普段から
眼中にあるはずも無く、フレンドリーに接しようとする人たちの会話から
目の前のお年寄りの発見的な歓声による自己の体脂肪の測定成果
にまで見事に暖簾に腕押的な応え方をします。
社長風の男の話し方は、ぶっきらぼうでそれで何を期待しているのか
推し量るのは難しいのですが、少なくても台風が接近していますねえと
同じ答え方でいいはずです。けっして相手の無知を指摘することなく、
かといって専門的な世界の不明を押し付けることも無く、自分のフィールド
でできる勝負をすれば相手は納得します。そういった知識すらないのか、
会話がそもそも成立するのかそんな内容のものでした。
ジムでの自転車こぎは、なぜあれほどの大量の汗を出すのかいつも
不思議に思っていたのですが、私の考察ではどうやら走っているときの
風が無いことに起因すると思います。ランニングでは、走って暑くなっても
風を切って走っているので空冷効果があり、噴出すような汗のかき方に
ならないだけなのではということです。現にトイレタイムをしなくては
ならない時にトイレに入った途端、水溜りができるような汗が出ます。
それは真冬でも同じです。ですから、トレッドミルのような機械で
こま鼠運動をするとさぞや辛いものになることでしょう。
私は、ランニングコースを走る前は、30分もしくは2Kになるまで
トレッドミルをやっていましたが、精神的なことや汗のことより、
ひざが痛くなるのでやめました。見ているとジムでこれを利用している
人は、走るより歩いている人のほうが圧倒的に多く、それならここに
来る必要があるのかといつも思います。人にやっているのを見てもらう
のも時に必要なことなのですが。
先日ネットで注文した、『数学的にありえない』を読了しました。
ロードムービー的な展開やダイハード的なストーリーだったり、ドラマの
ロストや24のような謎と裏切りと人を利するストーリーだったりと
とにかく楽しい本です。普通に大学を出ている人でも、専門が違えば
物理法則や数学的には疎いものです。
ニュートンがリンゴにより万有引力を発見したという話は皆さん知っていますが、
実際どんな物理法則を確立したかは知りません。実際に21世紀に暮らす
文明人であり、相対性理論や量子物理学ができた後の人でも、実際の
恩恵を受けてはいるものの、それを実際に自己で活用するだけの知識は
誰もないのです。
よく最近では、数学なんか何の役に立たないとか物理法則や化学知識も
現実社会に出てしまえば一切使う事が無いと無学を勧める人もいます。
例えば、現代人の若者を原始時代にタイムスリップさせたら、2日も
生きられないと言ってその生活能力の低さを指摘する人がいます。
学校の基礎学力より、軍隊的なサバイバル訓練こそが本来人に
必要なものだというのです。私はそうは思いません。というのも、私が
もし16世紀や17世紀にタイムスリップしたとして、近代武器を直ぐに
伝授して役にはたたないものの、大砲の弾の軌道やミサイルの軌道の
計算は知っています。三国志や戦国武将の取った作戦や戦術も
知っていますので、多少の影響は与えられるかもしれません。
それらの知識は学校の授業で得たものではありません。
現役大学生でも分数の計算ができない人が実際いる現代において
我々の科学レベルがどのぐらいのものなのか知るのはいいことです。
そういった知的好奇心を満足させる絶好な物語がこの本だと思い
ます。
予想が、段々早まり15日には通過するようなことになっています。
色々なことに影響がありましたが、今日の予定としては、ジムに
行き雨の中のランニングは回避しました。つまりこれは、今日明日は
雨でなお16日が通過なら連休中はずっと雨ということです。雨の中
3日も走れば、着るものも履物も無くなります。そこまで不快な
ランニングを続ける必要もないでしょう。
それに予報は、往々にしてはずれます。関東に来るまでは長いので
陸に上がった時に勢力が弱まることも間々あります。ということで、
今は無理して走らないということになり、ジムに行きました。セルシオの
重役風が今日もいました。今日インストラクターとの会話を聞いたら
除細動機について質問していました。世の中の動きとして公共施設に
AEDが設置されているという事を知らないのは、普段から新聞を読んで
いない可能性があります。
時に、世の中の注目ワードに極端に疎い人がいますが、そういう
世間の狭い人とも感じが違いますが、会話の内容でその人の
知的レベルや精神的成熟度などが知れる事があります。相手となった
インストラクター氏も世の中的なものを知らないらしく、ひどく会話は
ギクシャクしたものとなっていました。もともとこのインストラクターは、
今までの歴代の中でも社交性、外交性がいいわけでなく、いつも
自分に課せられた仕事のみをこつこつとこなすタイプで、自らの存在
意義を問うたり、よりよいインストラクターのための会話術など普段から
眼中にあるはずも無く、フレンドリーに接しようとする人たちの会話から
目の前のお年寄りの発見的な歓声による自己の体脂肪の測定成果
にまで見事に暖簾に腕押的な応え方をします。
社長風の男の話し方は、ぶっきらぼうでそれで何を期待しているのか
推し量るのは難しいのですが、少なくても台風が接近していますねえと
同じ答え方でいいはずです。けっして相手の無知を指摘することなく、
かといって専門的な世界の不明を押し付けることも無く、自分のフィールド
でできる勝負をすれば相手は納得します。そういった知識すらないのか、
会話がそもそも成立するのかそんな内容のものでした。
ジムでの自転車こぎは、なぜあれほどの大量の汗を出すのかいつも
不思議に思っていたのですが、私の考察ではどうやら走っているときの
風が無いことに起因すると思います。ランニングでは、走って暑くなっても
風を切って走っているので空冷効果があり、噴出すような汗のかき方に
ならないだけなのではということです。現にトイレタイムをしなくては
ならない時にトイレに入った途端、水溜りができるような汗が出ます。
それは真冬でも同じです。ですから、トレッドミルのような機械で
こま鼠運動をするとさぞや辛いものになることでしょう。
私は、ランニングコースを走る前は、30分もしくは2Kになるまで
トレッドミルをやっていましたが、精神的なことや汗のことより、
ひざが痛くなるのでやめました。見ているとジムでこれを利用している
人は、走るより歩いている人のほうが圧倒的に多く、それならここに
来る必要があるのかといつも思います。人にやっているのを見てもらう
のも時に必要なことなのですが。
先日ネットで注文した、『数学的にありえない』を読了しました。
ロードムービー的な展開やダイハード的なストーリーだったり、ドラマの
ロストや24のような謎と裏切りと人を利するストーリーだったりと
とにかく楽しい本です。普通に大学を出ている人でも、専門が違えば
物理法則や数学的には疎いものです。
ニュートンがリンゴにより万有引力を発見したという話は皆さん知っていますが、
実際どんな物理法則を確立したかは知りません。実際に21世紀に暮らす
文明人であり、相対性理論や量子物理学ができた後の人でも、実際の
恩恵を受けてはいるものの、それを実際に自己で活用するだけの知識は
誰もないのです。
よく最近では、数学なんか何の役に立たないとか物理法則や化学知識も
現実社会に出てしまえば一切使う事が無いと無学を勧める人もいます。
例えば、現代人の若者を原始時代にタイムスリップさせたら、2日も
生きられないと言ってその生活能力の低さを指摘する人がいます。
学校の基礎学力より、軍隊的なサバイバル訓練こそが本来人に
必要なものだというのです。私はそうは思いません。というのも、私が
もし16世紀や17世紀にタイムスリップしたとして、近代武器を直ぐに
伝授して役にはたたないものの、大砲の弾の軌道やミサイルの軌道の
計算は知っています。三国志や戦国武将の取った作戦や戦術も
知っていますので、多少の影響は与えられるかもしれません。
それらの知識は学校の授業で得たものではありません。
現役大学生でも分数の計算ができない人が実際いる現代において
我々の科学レベルがどのぐらいのものなのか知るのはいいことです。
そういった知的好奇心を満足させる絶好な物語がこの本だと思い
ます。