King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ラプラスの魔

2007年07月24日 23時03分08秒 | 日々のこと
人間の細胞は、新陳代謝を繰り返し常に新旧交代が
なされています。ですから、一週間前と今とは丸で違った人間と
言っても過言ではありません。といいつつ、実は神経細胞と血管
の細胞はその入れ替わりが起こらないそうです。つまり、人に寿命
があるのも、その代替が効かない物があるから死んでしまうのです。
昔から永遠に生きるとか不老長寿の薬がテーマになる事がありますが、
そんな薬があっても人間の細胞に取替え作用がない以上、やがて
死が訪れるのは避けられません。

そしてその寿命も100年とされています。
世の中には、130歳まで生きたとか長寿の記録は、それよりはるかに
長いのですが、実際戸籍も無いような国にそんな人がいたという話
だけなので実際にその人が130歳だったかわかりません。先進国や
文明国ならとそういう話の時に出てきますが、先進国とか文明国でも
現代の世でも戦争があり、人の戸籍なんか簡単になくなってしまう
ということが平和な日本人には理解されません。

そんな中で、日本人で100歳以上の人が何人かいるようですが、
これはかなり優秀な方でしょう。それにそういう方は、今でもはっきりと
しゃべりかくしゃくとあるっていたりします。よく脳は、その人の人生でも
実は20%くらいしか使われていなくて後は未使用だといいます。
その脳神経の数とシナプスの回路の組み合わせは現宇宙上の
素粒子の数より多いといいます。つまり、ラプラスの魔も実現可能
だということになります。

先日読んだ数学的にありえないは面白い話でした。そのなかに
ラプラスの魔が出てきますが、日本語でその語を検索すると出て
来るのは、NEC8801mk2ようのゲームソフトの事を書いたページが
ヒットします。つまり、ラプラスの魔が何であるか知るのがたいへん困難
になっています。これは実に面白い現象です。
前から個人のホームページが検索に引っかからなくなっていると
思っていましたが、いつの間にかインターネットの世界も商業に
毒されてかつての自由と趣味の世界が遠くなったということと、
常に何か属して、消費に向かうように仕向けられている様が
はっきりと現れています。
コメント
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