King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

台風の後は地震

2007年07月16日 23時28分41秒 | 日々のこと
台風4号最強台風という称号で、風速50mというほとんどの建物が
倒壊するという風と雨をもたらして各地に被害を与えました。
幸い、関東地方には最たる被害も無く通過してほっとして休日の
午前中をテレビなど見て過ごしていると、わずかなゆれが我地方にも
ありました。それから新潟で地震がありましたとにわかにテレビが
にぎやかになり、いつのまにか報道特別番組一色になりました。

2004月に新潟中越地震があったばかりなのに、今度は新潟中越沖
地震ということで、大きな被害が出ました。そしてまだ余震がつづき
緊張を与えています。地震は温暖化とは関係ないでしょうが、
台風が今の時期に本土を直撃したり、地震が頻発したり我々には
不安と恐怖を与えています。

今日の新聞に、日本人は老後の心配と老後の設計をまったくしない
が、アメリカでは30歳から老後の資金準備するという記事がありました。
一方日本人は、健康保険や障害保険などに高額の支払いをして
いるといいます。ガン保険や入院給付金が付いたものや交通傷害保険
には高い金を払っているといいます。つまり、それだけそういう保障を
準備しないと現代日本では生きていけないと多くの日本人は信じて
いるのです。しかし、ダイエットのビデオやジョーバなどには高い金を
使えても、現実に健康のために禁煙したり禁酒したり運動したりと
いうことでなく、多くの人は金を出してそれでそれらが回避されたと
思っているのです。

日本でも急激に高齢化が進み、加えて少子化で自己の年金の
不安は高まっています。年金だけで豊に暮らせたのはとうに昔で
もらえるかさえ解らないのに、何の手当てもしていないのです。
それに、最近は年金がちゃんと記録されているか、社会保険庁に
問い合わせるのがブームになっており、ちょっと前にはもう社会保険
庁はあてにならないので、収めないという風潮で若い人など払わない
人が増えていると話題になっていたのが、今では自分が納めたものが
ちゃんと記録されているか調べなければならないという変な状況です。

そしておかしいのは、例えばそれで見つかった未納付部分について
今から納付したいと申し入れても2年分しか認められないという
おかしな制度です。私は一番の問題は、出口の方で壊れた蛇口を
そのままにしていてタンクに水をいくら入れてもたらなくなるということで、
これは財政全般に言えることですが、とにかく行財政改革をちゃんとして
特別会計や特殊法人を廃止し、財政を建てなおした上で増税の
話をしてもらいたいということです。

選挙でいつのまにか来年には消費税が上げられるような話になって
いますが、今のひどい会計状態で収入が無いから増税というのは
とんでもない話です。
コメント
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