King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

イースタンccf G6 キャバリアーズ対セルティックス

2010年05月16日 10時00分48秒 | バスケ
2010/05/13

   1   2   3   4   T
CLE 22  27  18  18  85
BOS 25  26  25  18  94

Arena: TD Garden, Boston, MA
Officials: #13 Monty McCutchen, #26 Bob Delaney,
#32 Eddie F. Rush
Attendance: 18624
Duration: 2:47

昨日、テレビ欄を朝見たら夜の7時にセルティックス対
キャバリアーズの試合の放送があると言うので、てっきり
ゲーム7をやるものと思ってしまいました。

だから、朝に深夜放送のこの試合をあわてて見て、夜に
備えました。

しかし、ゲームを見るうちに夜やるのはこの放送と同じもの
であることに気がつきました。

他のカードはすでにスイープで決着がついており、当然
やるのはこのカードしかないわけで、深夜放送してすぐ
次の日に放送があると言うのは再放送なわけです。

現地は木曜にゲームがあり、これで決着がつかなかったから
すぐやるにしても次はクリーブランドに移るので日曜の夜に
試合があるとすれば日本で放送は早くても月曜なはずですが、
テレビ欄を見たときにはもうてっきりもう一試合やったもの
と思いこんでしまったのです。

この時点でネットでニュースをさらっと見れば全てが判明
するわけですが、ビデオの前に結果を知るのはつまらない
ので、なるべく見ないようにしてビデオを見ました。

最初は、ゲーム5の続きを見るようでキャブスは立ちおなりも
新機軸も無くまた同じ事をやるように見えました。

夜のゲームは再放送かとすぐに思いました。

それでも、前半徐々に追いつきモーのシュート力により接戦に
戻しました。

後半、一旦逆転したりしてキャブスも立ち直るのかと
思わせるシーンがあり、もしやと言う気もしましたが、
セルティックスには余裕があり、相手が追いすがる中
主力のガーネットやピアースを下げてしまうというまるで
なめた対応にでます。

そういったことが出来るのもロンドの成長が言われる所以
です。

セルティックスの攻めは全て守りからの仕掛けであり、
強く守って相手のボール回しを怪しくして、ターンノーバー
からの攻めも個人の責任で攻め切るというパターンが多い
のです。

それを守りを立て直して対処してキャブスはボールを必ず
ゴールしたまで持ち込んでトップオブザキーに回し戻して
打つという形にしてリードを詰め、さらに逆転と意地を見せ
ました。

でも後半の見せ場でのセルティックスのあっという間の連続
シュートで10点差は圧巻でした。ガーネット、ピアースの
シュートであっさりと突き放して見せました。

ラシードの外からとリバウンドとローポストでのワンノンワンと
持ち味を出し印象的でした。

もうひとつの見せ場は、レブロンの連続スリーによる詰め寄り
でした。

あと4点にまで詰めてこれでひょっとしたら再逆転で最後の
シーソーに持ち込めばというシーンになりました。

が、レブロンの思いとは裏腹にチームの他のメンバーの士気は
上がらず、激しい守りに会い集中力がそがれて行くのがみて
とれます。

セルティックスは前半から激しい守りでファウルトラブルに
なりかけているのに、そこを突くこともなく、とにかく
相手の激しいあたりに負けないことだけに最後の意地が
張り付き、そこまで意識が行っていないし、チームとして
ここで勝たなければ優勝はないという意識が共通認識として
持たれていなかったようです。

レブロンの悔しい気持ちはよくわかりますが、最後に加入の
アントワンジェーミソンも付くのがガーネットですでにそこは
ミスマッチであり、シーズン当初のヒクソンとシャック、
バレジャオとイルゴースカスというセンターコンビセットが
インサイドの守りと機動力がマッチしていた感じがあった
だけに、新戦力の加入で戦力アップという手法は諸歯の剣で
チームの結束力とか団結力で勝ち抜いて行くという力には
ならないという思いを強くしました。

それにしても役者の違いという感まであった試合でした。

ニックスという名がよく聞かれるようになりましたが、アマレ
とレブロンともうひとりで新ビックスリーで臨むというのも
ありそうなレブロンのプレーオフの終わりでした。
コメント
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