King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今年もあと二ヶ月今月のブレンドは

2019年11月01日 09時39分12秒 | 珈琲

秩父も紅葉の季節となり観光にも期待が高まる時期ですが、いまだ定峰峠

中津川と通行止めは続いており、ヘビーユーザーには物足りないところかも

しれません。それでも甲府に抜ける雁坂トンネルは開通したようで、走り屋とか

変化を求める紅葉狩りには温泉と景観とドライブに多彩な選択が可能です。

 

秩父盆地内では朝露が多くなり朝晩の冷え込みが強まる季節です。こうなると霧も

発生したりして夕暮れや朝靄と変化も楽しめます。秩父には作られた公園などや

ハイキングコースといった整備された道でなく、名もない峠とか里山のような野山に

味があり、札所周りの山とか武甲山の下の山とかに分け入ると意外な発見があるかも

しれません。

 

さて、今月の季節のブレンドはこの毎夜しっとりと濡れる露にそれがだんだん白く

霜となり、冷え込んでいく空気に色を変えていく木々の葉を思い、イメージしました。

 

楓葉経霜紅

 

から経霜としました。読みはけいそうです。

 

ふうようしもをへてくれない

 

まさに今の季節です。

 

毎夜の霜を経て色を濃く変えていく楓の葉を思い描いて飲んでいただきたいそんな

ブレンドです。

 

フルーティーでいてしっかりと奥行き感もあるそんなブレンドです。

 

今月のはじめはまだ夏日などという日もあるようですが、お祭りの準備の気配が出てくるころ

にはより深い豆に移行するかもしれません。それも気づける程度の変化としますのでお楽しみ

ください。

 

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