King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

三角形の山影

2019年11月20日 09時57分01秒 | 珈琲

11月の心地というのはあと二月に迫り決算前の仕入れとか帳簿付けとか

をはじめ、あとはいつスキーに行くかという妄想をしています。

 

そんなわけでいろいろな山の情報を漁るとネットの限界とかいくら見ても何も求める

ところにあたれないというもどかしい気持ちになるだけです。

これは立ち返ってここのところの記録を見てみると自分の歩んだスキーの旅をみて

何をしたいのかということは解っているものの本格的にそれを求めると何をするかと

いうのはかなりの決断と変革をしなくてはならないので収拾のつかない思索を強いられる

ということにもなります。

 

そんな中、ネットで出会う情報はとりわけ人の滑走記録や旅の記録はそれで何を求めての

結果がそういう滑走記録になるのかという疑問も募るのでした。というのは今まで私が

行ったスキー場に行った人たちの記録を読んでもそこに行ってこの感想はないだろうという

ものばかりです。ということは人それぞれ、それはこう楽しみましたであり、私は

私であり、それはもう人と自分の違いの事であり、結局だれの責任でもなく、たとえリフト

三本しかないところでも人により一日いてもとても滑りつくせない面白い斜面があったり

とんでもない今までに滑ったことのない心地にさせるコースがあるのかもしれないし、

そういう体験をしたとかここにはこういう楽しみ方があるという独特の説を展開している

人もおらず、やはり目途を付けたら行ってみるとかないのかという感じになります。

 

それにしてもどこのスキー場というのはホームページを持ちその機能と設備は載せているものの

それがどんな楽しみを与えどんな人がどう楽しめるのかまで考えていないというのは明らかで

どこに行っても同じような食事のメニューと施設であり、わざわざ出かける価値があるのか

というとまだ知らぬこととか知らぬ魅力はもうないのではないかという気にもなります。

 

つまり、岐阜や東北などまだ行っていないスキー場は山ほどあり、そこにはまだ知らぬ魅力が

ありそうですが、それらを調べてみても何を売りにしてこんな変わったものもあると遠くからも

集客する魅力を語るものはなく、依然駐車場の料金を取っていたり設備は古びるに任せて何も

手を付けて変革やら魅力を発信する意識すら持たず、ありきたりのコース図と地元の特産品の

コーナーと祭りの説明がある程度です。

 

そんな折に気付いたのが山の形です。山とはおおむねピラミッドのように三角形の稜線を持つ

岩の塊で標高の高いところはおおむねパウダーもあり、どこまでも続く雪原が楽しめるという

斜面もあるのですが、実際にそういうコースはなく、自分で山に登って滑るしかなくそんな

山岳スキーだと滑走の質が問題になるのではなく、上って滑ったという冒険のような行動すべて

がスキーとなってしまい、私はそこまでしたくないというわがままもあり、八甲田山や岩木山の

ような滑りがしたいのです。

 

まあこれはいくら語ってもそうですかで済んでしまう話で愚痴なようなものになってしまいます。

 

何の人工物のないゲレンデでなくなることのないパウダーを一日滑りたいという野望は簡単には

消えません。バックカントリーで5時間も登ることなく、ロープウェイや雪上車などで簡単アクセスと

ガイドなどの世話なしにどこをどう滑ろうが自由な雪原といういくらでもありそうな設定が実は

かなり難しくなっているのです。

 

それにすべてのスキーがそんな一人で滑ることに徹するとか冒険のような滑りをしたいわけでもなく、

普通の人と滑ることもいいなあと思うし、まだ知らぬゲレンデを訪ねるのも一興ではあります。

 

別に答えを求めてするものでも探しているわけでもありませんが、特にあの本白根山の噴火以来そんな

ことを考えています。

 

さて、何でもない普通のブラジルが今実は非常に気になっています。

 

というのもいつも使っているサントスNO.2なのに今回のはモジアナ地区指定と

なっていて何もそうでなくてもいいのにと思いますが、もうその値段につられて

買ってしまいました。

 

つまりこれは今までのサントスNO.2以上になってしまってはそれそれで問題なのではと

思い出した結果であり、昨日今日と飲み続けていつもの豆より甘味が強いかもしれないと

いう感じがしています。

 

いつもの味がいつもでなかったら、それも別物となってしまったら問題ですが、おいしく

なってしまっていたらそれもまた問題かもしれません。

 

これは悩ましいところで、よりおいしくなりましたと簡単に言えるものか、しばしまた

飲んでみるという感じです。

 

試飲は三時まで受け付けています。

コメント
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