金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

31:山田宗樹 『嫌われ松子の一生 (下)』

2005-06-13 22:49:21 | 05 本の感想
山田宗樹『嫌われ松子の一生 (下)』(幻冬舎文庫)
★★★★★

ずいぶん間があいてしまったけれど、佳境です。
松子の知り合いだった人々の話がパズルのように組み合わされて、
彼女が死に至るまでの過程が明らかにされます。
男性に対して真剣に向き合いすぎて、身を滅ぼし、
覚せい剤打ったり、殺人を犯したり、服役したり。
壮絶な、悲しい人生。
心に神さまを持つのは難しい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする