『17歳のカルテ』(ジェームズ・マンゴールド 監督)
★★★★☆
自殺を図り、境界性人格障害と診断された少女スザンナが
精神病棟へ入ってから出るまでの物語。
死に惹かれ、自分が何者であるかに悩む繊細で不安定な
ウィノナの演技もよかったのだけど、
アンジェリーナ・ジョリーがすばらしい。
なにもかもが過剰で、圧倒的なリサのキャラクターの
魅力がフルに表現されている。
リサの攻撃性、残酷さに反発しながらも、
スザンナが彼女にどうしようもなく惹かれてしまうのがわかる。
リサにキスするシーンがキュートでした。
みんなで夜中に抜け出してボーリングするのも可愛かった。
きっと、ここに描かれた精神病棟は軽度の患者のための
ものなのだろうけど、
スザンナやリサが抱えているものは誰の中にもあるもので、
その揺れ幅が大きいか小さいかの問題に過ぎないのだということ。
最後のモノローグはなかったほうがよかったかも。
★★★★☆
自殺を図り、境界性人格障害と診断された少女スザンナが
精神病棟へ入ってから出るまでの物語。
死に惹かれ、自分が何者であるかに悩む繊細で不安定な
ウィノナの演技もよかったのだけど、
アンジェリーナ・ジョリーがすばらしい。
なにもかもが過剰で、圧倒的なリサのキャラクターの
魅力がフルに表現されている。
リサの攻撃性、残酷さに反発しながらも、
スザンナが彼女にどうしようもなく惹かれてしまうのがわかる。
リサにキスするシーンがキュートでした。
みんなで夜中に抜け出してボーリングするのも可愛かった。
きっと、ここに描かれた精神病棟は軽度の患者のための
ものなのだろうけど、
スザンナやリサが抱えているものは誰の中にもあるもので、
その揺れ幅が大きいか小さいかの問題に過ぎないのだということ。
最後のモノローグはなかったほうがよかったかも。