金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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157:内海隆一郎 『島の少年』

2005-12-19 13:18:16 | 05 本の感想
内海隆一郎『島の少年』(河出書房出版)
★★☆☆☆

これも仕事のため借りたもの。
小学生なのに家族を養おうと働く智之のいじらしさに胸を衝かれ、
キミ子に本気でムカっぱらを立てつつ、謎の解明を心待ちにしていましたが……
謎は一つも明かされず、オチもつかない!
なんじゃこりゃ、としばし呆然。
なんなの? 続編でもあるの??
まったくと言っていいほど腑に落ちない読後感。
期待して夢中で読んでいたぶん、がっくり。

舞台設定のためか、ずいぶん昔の時代を描いた話のように思えるのだけど、
「Jリーグ」が出てきたりして激しく違和感を感じました。

コメント
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