酒見賢一『周公旦 (文春文庫)』(文藝春秋)
★★★☆☆
殷周革命ののち早逝した武王に代わって
幼少の成王を支え、創成期の周をつくった周公旦。
成王の憎しみを受けて、亡命を余儀なくされた折、
亡命先として危険な楚を選んだのはなぜか?
孔子があこがれた聖人・周公旦の活躍を描く一冊。
********************************************
この本、『陋巷に在り』の副産物なんでしょうか。
オリジナルの解釈とかストーリーも
たくさん入っているのだろうけど、
子どもの頃に読んだ歴史上の人物の伝記みたいで
さらっとしすぎていて、もの足りない。
最初は、作者の殷周革命と宮城谷昌光の『太公望』が
頭の中でごちゃごちゃになってやや混乱してしまいました。
しかも周公旦といったら、最初の印象が
藤崎竜の漫画『封神演義』だし、
あの顔のイメージを取り去るのに四苦八苦。
『陋巷に在り』ほどの盛り上がりはないものの、
楚へ赴いてからの部分はおもしろかったです。
カニバリズムが何度か出てきて気分が悪くなったけど。
(さっきmixiのページをみたら、検索キーワードのランキングに
「カニバリズム」……。バンドの名前ね)
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★★★☆☆
殷周革命ののち早逝した武王に代わって
幼少の成王を支え、創成期の周をつくった周公旦。
成王の憎しみを受けて、亡命を余儀なくされた折、
亡命先として危険な楚を選んだのはなぜか?
孔子があこがれた聖人・周公旦の活躍を描く一冊。
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この本、『陋巷に在り』の副産物なんでしょうか。
オリジナルの解釈とかストーリーも
たくさん入っているのだろうけど、
子どもの頃に読んだ歴史上の人物の伝記みたいで
さらっとしすぎていて、もの足りない。
最初は、作者の殷周革命と宮城谷昌光の『太公望』が
頭の中でごちゃごちゃになってやや混乱してしまいました。
しかも周公旦といったら、最初の印象が
藤崎竜の漫画『封神演義』だし、
あの顔のイメージを取り去るのに四苦八苦。
『陋巷に在り』ほどの盛り上がりはないものの、
楚へ赴いてからの部分はおもしろかったです。
カニバリズムが何度か出てきて気分が悪くなったけど。
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