藤井誠二『「悪いこと」したら、どうなるの?』(よりみちパン!セ)
★★★★☆
「少年が犯罪を犯したらどうなるのか?」に関する説明を
皮切りにして、少年法や少年院のシステムにまつわる問題点、
加害少年の家族がたどる道、被害者家族の心情に
切り込んだ一冊。
夜中に読んでいて、
「うわあああああ!」
と頭を抱えて転がりたいような気分に。
知人に、お父さんが保護司をやっている方がいるのだけど、
その話を聞いても、暗澹とした気分にしかならない。
決してそればかりではないけれど、
犯罪を起こすような要素は、
経済的・人格的な家庭環境というものを通して連鎖するので、
100パーセント本人の責任であるとはいえない場合もある。
それでも、「とりかえしのつかないこと」をした人間は、
その人生も「とりかえしのつかないこと」にならなきゃ
いけないんじゃないだろうか。
好みじゃないけど、内容は胸を直撃。★4.5。
★★★★☆
「少年が犯罪を犯したらどうなるのか?」に関する説明を
皮切りにして、少年法や少年院のシステムにまつわる問題点、
加害少年の家族がたどる道、被害者家族の心情に
切り込んだ一冊。
夜中に読んでいて、
「うわあああああ!」
と頭を抱えて転がりたいような気分に。
知人に、お父さんが保護司をやっている方がいるのだけど、
その話を聞いても、暗澹とした気分にしかならない。
決してそればかりではないけれど、
犯罪を起こすような要素は、
経済的・人格的な家庭環境というものを通して連鎖するので、
100パーセント本人の責任であるとはいえない場合もある。
それでも、「とりかえしのつかないこと」をした人間は、
その人生も「とりかえしのつかないこと」にならなきゃ
いけないんじゃないだろうか。
好みじゃないけど、内容は胸を直撃。★4.5。