河合二湖『バターサンドの夜』(講談社)
★★★☆☆
ある日出会ったアニメ『氷上のテーゼ』のワンシーンに
心を奪われ、その主人公の格好をしてみたいと
思うようになった中学一年生の明音。
本屋でモデルをやらないかと声をかけてきた女性・
白石智美の名刺を頼りに彼女を訪ねると、
そこは商店街にあるさびれた洋品店。
コスプレ衣装を作ってもらうことを条件に、
明音は彼女の作った服を着て、
ネットショップのモデルをつとめることになる。
*****************************************
見事なまでに中二病!!
ストーリーとしてはオーソドックスな、
「本当のわたし」「わたしの居場所」系の話なんだけど、
コスプレっていうのが児童文学として新しかったのかしら。
いまどき「さらし」かよ!と激しくつっこみたいし、
家族の話がえらく表面的だなあ……という
物足りなさもあるのだけど、
女の子どうしがぶつかりあい、心を通わせるという
友情ものは基本的に好きなので、好印象。
智美さんのキャラクターもよかったな。
バターサンドが食べたい
★★★☆☆
ある日出会ったアニメ『氷上のテーゼ』のワンシーンに
心を奪われ、その主人公の格好をしてみたいと
思うようになった中学一年生の明音。
本屋でモデルをやらないかと声をかけてきた女性・
白石智美の名刺を頼りに彼女を訪ねると、
そこは商店街にあるさびれた洋品店。
コスプレ衣装を作ってもらうことを条件に、
明音は彼女の作った服を着て、
ネットショップのモデルをつとめることになる。
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見事なまでに中二病!!
ストーリーとしてはオーソドックスな、
「本当のわたし」「わたしの居場所」系の話なんだけど、
コスプレっていうのが児童文学として新しかったのかしら。
いまどき「さらし」かよ!と激しくつっこみたいし、
家族の話がえらく表面的だなあ……という
物足りなさもあるのだけど、
女の子どうしがぶつかりあい、心を通わせるという
友情ものは基本的に好きなので、好印象。
智美さんのキャラクターもよかったな。
バターサンドが食べたい