金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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144:箱田忠昭 『「できる人」の話し方&コミュニケーション術』

2012-11-09 08:18:21 | 12 本の感想
箱田忠昭『「できる人」の話し方&コミュニケーション術』(フォレスト出版)
★★★☆☆

「できる人」になれなくてもいいから、
人並みにトークショーがこなせる人間になりたい!
と憂鬱なイベント目白押しの11月はじめに読んだ本。
うまくできようができまいが、仕事柄、
必ず講演会とかトークショーはやらなきゃいけないから。

実際にできるか、能力があるかどうかはともかくとして、
まず「できる」「能力がある」と思わせなければ始まらない、
というのは三十代になってようやくわかってきたこと。
それまではいかにも日本人的に、
本当に能力があるならアピールしなくても
それが認められると思ってたよ。
もちろんアピールしなくても、やっぱり能力があれば
それがにじみ出て発見されるんだなと思うときもあるんだけど、
「自分はこんなにすごい」とアピールする先輩を見ていて、
お客さんにとってはそっちのほうが
やっぱりわかりやすいのだと思った。

声に大小のメリハリをつけるとか、間を取るとか、
断定表現で言い切るとか短文で話すとか、
基本だけど忘れがちだよね……という内容を再確認。
「怒りのピークは4分半」というクレーム対応の方法も
ためになる。


コメント
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