金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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154:内田樹 『街場のアメリカ論』

2012-11-24 13:16:29 | 12 本の感想
内田樹『街場のアメリカ論』(文春文庫)
★★★★★

日米関係やアメリカの文化、宗教、戦争、児童虐待等々、
過去から現代にいたるアメリカの姿について論じた一冊。

おもしろかった!!!
目から鱗が落ちるような言葉、刺激になるような言葉が
たくさんあって、メモを取るのに忙しいくらいだった。
とっつきにくい題材を扱っているのに、
易しい言葉でわかりやすく書かれているので
むさぼるように読んでしまった。
大満足です。


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151:ローラン・プリューゴープト 『アルファベットの事典』

2012-11-24 09:01:54 | 12 本の感想
ローラン・プリューゴープト『アルファベットの事典』(創元社)
★★★☆☆

訳は南條郁子。
カリグラファーである著者が、アルファベットの個々の文字について、
そのデザインや成り立ち、歴史、意味や使われ方について述べたもの。
内容としては『数のはなし』と似ているかも。
あちらは数字、こちらはアルファベットで、扱っているものは違うけど。
アルファベットの装飾文字は優美で、見ていて楽しい。

「&」をわたしは「アンド」としてしか認識しておらず、
「なぜ&でandがあらわされているのか」
ということを考えもしなかったのだけど、
この文字には「アンパーサンド」という名前がきちんとあるのね。
ラテン語の「et」の合字だというのも初めて知った。


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