上橋菜穂子・藤原カムイ『精霊の守り人〈上〉・〈下〉』
★★★★☆3.5
【Amazonの内容紹介】
短槍使いの女用心棒バルサは、あるとき偶然1人の高貴な少年を助けた。
少年の名はチャグム。
新ヨゴ皇国の第二皇子だった。
その晩、バルサはチャグムの母親であるニノ姫から、
少年の名はチャグム。
新ヨゴ皇国の第二皇子だった。
その晩、バルサはチャグムの母親であるニノ姫から、
帝の放った刺客からチャグムを守ってほしいと頼まれる。
別の世界に生きる謎の生き物の卵がチャグムの体に産み付けられたのが
別の世界に生きる謎の生き物の卵がチャグムの体に産み付けられたのが
狙われる原因だった。
バルサは皇子の寝間に火をかけると、皇子を連れて宮を脱出した。
バルサは皇子の寝間に火をかけると、皇子を連れて宮を脱出した。
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興味を持ちつつも、ファンタジーが苦手なため
なかなか原作小説に手を出せなかった作品。
コミカライズ版を貸してもらったので
ようやく読んだ。
主人公が「戦う30歳の女性」というのが、児童文学としては斬新。
当時よりは世間一般の30歳のイメージは若くなった思うけれど、
やはり子どもにとって30歳は「おばさん」だろう。
それでも人気が出たのだなあ。
ファンタジーな設定がなかなか頭に入ってこなかったけれど、
バルサとタンダの関係性にはキュン。