金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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映画:『シン・ウルトラマン』

2023-01-03 18:29:45 | 映画の感想
2023年の映画①『シン・ウルトラマン』(庵野秀明 監督)
★★★☆☆
 
【Amazonの内容紹介】
 
次々と巨大不明生物「禍威獣(カイジュウ)」があらわれ、
その存在が日常となった日本。
通常兵器は全く役に立たず、限界を迎える日本政府は、
禍威獣対策のスペシャリストを集結し、
【禍威獣特設対策室専従班】通称【禍特対(カトクタイ)】を設立。
班長・田村君男、作戦立案担当官・神永新二、非粒子物理学者・滝明久、
汎用生物学者・船縁由美が選ばれ、任務に当たっていた。
禍威獣の危機がせまる中、大気圏外から突如あらわれた銀色の巨人。
禍特対には、巨人対策のために分析官・浅見弘子が新たに配属され、
神永とバディを組むことに。
浅見による報告書に書かれていたのは…【ウルトラマン(仮称)、正体不明】。
 
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Amazon primeで視聴。
話題になっていたので興味をもって見たのだけども、
わたしは「ウルトラマン」をちゃんと見たこともなく、
思い入れが全然ないのである。
 
ファンでも何でもない人間の感想としては
「なんか、総集編みたいだったな……」。
 
事前に目にしていた感想のほとんどが、
山本耕史演じるメフィラス聖人についてのものだったのも納得。
誰よりも彼がキャラ立ちしていた。
そして、その彼が「え、もう出番終わったの??」という
あっさり加減で退場したのが「総集編っぽい」と感じた最大の理由。
その後で「ゾフィー」とか「ゼットン」とかわたしでも名前だけは知ってるのが
出てきたから、やはり総集編みたいな作りだったのだと思う。
 
ウルトラマンである神永も、主役サイドであったはずの禍特対のメンバーも
たいして掘り下げされず、メフィラス星人のひとり勝ちだった。
なぜかひとりだけ、決めゼリフも日常パートもあるんだもん。

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2:宮下奈都『とりあえずウミガメのスープを仕込もう。』

2023-01-03 18:19:50 | 23 本の感想
宮下奈都『とりあえずウミガメのスープを仕込もう。』
★★★☆☆
 
【Amazonの内容紹介】
 
書き下ろし短編も!
本屋大賞受賞作『羊と鋼の森』の著者がおくる食エッセイ
「毎月一回食べもののことを書く。
 食べることと書くことが、拠りどころだった気がする。」
(「まえがき」より)

月刊誌『ESSE』の人気連載が、待望の書籍化!
北海道のトムラウシに1年間移住したり、本屋大賞を受賞したり……。
さまざまな変化があった6年半の月日を、「食」をとおして温かく描き出す。
ふっと笑えて、ちょっと泣けて、最後にはおなかが空く。
やさしく背中を押してくれるエッセイ78編に、書き下ろし短編1編を収録。
全編イラストつき
 
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寝る前に少しずつ読み進めていた本。
あまり「食」を前面に押し出した感じはないのだが、
そのあっさりした加減が今の自分にはよかった。
「失敗ごはん」
「にんじん」
「キャンプの朝」
が印象的。
確かにコーヒーは「これから○○するぞ!」というときに飲むな~。
にんじんに含まれるβカロテンがめちゃ少ない、というのも驚きだった。
 
 

 
 
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