何度か目にした番宣のときから、
「この乗馬シーン、絶対馬乗ってないだろ」
と思ってたんだけど、全体的に画面がゲームのCGっぽいね……。
冒頭のナレーションのシーンからしておとぎ話っぽい雰囲気があったし、
中国の仙人ですか?といった風貌&発言の武田信玄とか、
話自体はそうでもないのに、絵面にファンタジーテイストが強め。
たいていどの大河ドラマも、第1話はわりとしっかり作られていて、
だんだん粗が見えてくるといった印象。
これは、どうなんだろう。
個人的には、まだ、まったくときめきポイントがない状態。
家康の生涯が長くイベント盛りだくさんなので、
どしどし話を進めなきゃいけないという事情はあるんだろうけど、
1話の時点では、キャラ付けも最低限で、人物同士の関係性も見えてこない。
本多忠勝が出てきた時点で、何かしら関係が深まるイベントがあるのかと思ったが
深まることなく終了。
とりあえず、第1話の印象としては、
・序盤の元康、さすがに本役でごっこ遊びはキモい。
・信長「待ってろよ竹千代、俺の白兎」→キモい
・このバリバリ苦労人タイプの石川数正が出奔するとこは見たい
・「麒麟」に続いて立派そうな今川義元だったが、
キャラが確立しないうちに死んでしまった
・開始30分で好きな女の子をゲットし、第二子懐妊までいったスピード展開
・三河の地名や会話のイントネーションに違和感なし
よかったのは、地元の岡崎に来て、
田舎の知らんおっさんたち(家来だが)にドン引きしてるとこ。
ずっと地元を離れてて、文化レベルの高い今川のもとで暮らしてたら
そうなるよね……。
家臣団への思い入れのなさも、ひとりで逃亡する展開につながってる。