金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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株主優待の記録(2023年2月)

2023-02-25 20:30:19 | 株主優待の記録

10年くらい前から株をやっているのだけど、

もらった株主優待の商品を消費し忘れることが多いので、

ここに記録しておきます。

ちなみに株は短期で利益を出そうと思っておらず、

 

「優待制度があるもの中心に、ここ5年くらいの株価を見て、

 底値に近くなったと思ったら買い、

 決めた金額以上の利益が確定したら売る」

 

くらいのゆるゆる運用なので、大損も大儲けもない状態。

持ってて株価がすごく上がったの、

東洋水産と味の素くらいじゃないかな。

 

2月4日 森永乳業

常温保存できる豆腐1ダース。

賞味期限は7月。

 

2月18日 アヲハタ

パンダのやつは付箋。

賞味期限は9月~翌1月。

 

2月25日 キユーピー

やった~!

ちょうどマヨネーズが残り少なくなってたところ。

アヲハタのジャムが入っているのは子会社だから。

賞味期限は11~翌1月。

コメント (2)
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28:永井路子『姫の戦国〈下〉』

2023-02-25 18:41:08 | 23 本の感想
永井路子『姫の戦国〈下〉』
★★★★☆
 
【Amazonの内容紹介】
 
京の公家の娘悠姫は、駿河の今川氏親のもとに嫁ぐ。
武家と公家の違い、激動する戦国の世にとまどいながらも、
今川義元の母として時代を生き抜く女を描く、歴史長篇。
 
****************************************
 
正直に言うと、永井先生の描く女性は情念が濃すぎてあまり好きじゃないし、
男女の性愛の描き方も好みではないのだけども、それでもやっぱり面白い。
古い作品なのもあって、
「当時はこういう説が主流だったのね」
「執筆時のジェンダー観もあるからな~」
という史料を読むような感覚もある。
 
下巻は、夫や長男の死によって、分国法を成文化したり、
実質的な当主として印を捺したりと
「女戦国大名」と言われた寿桂尼の姿が描かれている。
「『桶狭間でのやられ役』だけではない今川」
の姿を知るにはとても良いのでは。
 
桶狭間の合戦の直後、あっという間に後日談になってしまったのは残念。
最後の最後、衰退する今川家を守ろうと奮闘するところを見たかった。
しかし、大河ドラマ「おんな城主直虎」では
寿桂尼が長いこと頑張っていたような印象を受けたけれども、
義元の死後、6年くらいで亡くなっていたのだな。
作中でも描かれていたけれど、やはりもう気力も衰えていたよね……。
悲惨な目にあったという「黒木の方」の最期、
とても気になるけれど、ネットでは情報を見つけられなかった。
 
後々重大な役割を果たすと思わせた登場人物たちが
あっさりと退場してしまった。
こちらの期待が過剰だったのか、連載もののライブ感なのか。
そして、この作品でも「実朝殺害の黒幕は三浦義村」説が出てきて
なんだか笑ってしまった。
 

 
コメント
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