金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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68-72:宮下英樹『センゴク外伝 桶狭間戦記〈1〉~〈5〉』

2023-04-09 17:10:29 | 23 本の感想
宮下英樹『センゴク外伝 桶狭間戦記〈1〉~〈5〉』
★★★★★
 
【Amazonの内容紹介】
 
戦国時代最高の軍師・太原崇孚雪斎(たいげんすうふせっさい)。
駿河の庵原家に生まれた太原崇孚雪斎は、幼くして仏門に入り、
僧として生きる事を定められた。
ところが雪斎27歳の時、駿河国主・今川氏親(いまがわ・うじちか)の懇願を受け、
雪斎は今川家の五男坊・方菊丸(ほうぎくまる)の教育係を任ぜられる。
この“問題児”との運命的な出会いによって、
雪斎は乱世へと一歩を踏み出すことになるのだった――。
戦国史上最も有名な合戦を描く、超絶歴史エンターテイメント!!
 
****************************************
 
友だちに教えてもらった本。
大河ドラマ関係の話題で
よく作品名が上がってるな~という程度の認識だったのだけど、
めちゃくちゃいっぱいシリーズ展開してるのね。
 
第一印象は「作画コストが高い!!」。
劇画調(青年誌に多いイメージ)なので、合戦の場面とか
描くの大変なのでは……。
 
「歴史に詳しくなかった」という後書きに驚くほど、
「戦国時代」になった背景や戦国大名の成り立ち、
経済の重要性をストーリーにからめて描いていて、
読み応えあり。
キャラクターも、キャラ同士の関係性もしっかり立てていて、
今川・織田双方に思い入れを持たせつつ、
勝敗の決した最後も今川の格を落とさなかったのがよかった。
 
 
信長と生駒の方の恋も印象的。
濃姫が名前しか出てこず、
生駒の方との関係だけに焦点を絞ったのはなぜ??
と思っていたのだけども、
「惚れた相手を殺してしまう」
というところにもっていきたかったのか……最後で納得。
 
まったく知らなかったけど、生駒の方の「類」という名前、
ちゃんとそういう伝承があって、それを踏まえたものだったのね……。
「吉乃」の名の根拠になっている「武功夜話」が
実は昭和になってから書かれたもので、
偽書扱いされているのは知ってたけど。
 

コメント (2)
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アニメ:『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第1~12話

2023-04-09 16:45:41 | 2023年に見たドラマ・アニメ

友だちのおすすめにより、Amazon Primeにて。

 

わたしはガンダムについては、

高校時代に友だちから借りた「W」と「G」しか見ておらず、

まったく思い入れがない。

そのため、ガンダムシリーズの世界観とかテーマとか

よくわかってないし、ロボットは見分けがつかない。

 

ただひたすら、

百合っぽいの、イイネ!!

が「水星の魔女」の第一印象。

「ヒロインがお嬢様の婚約者になる」とか、いいよいいよー。

 

ミオリネちゃん、本編ではまだツン:デレが19:1くらいの割合だが、

OPとEDの笑顔が可愛いし、ビジュアルがとっても好み。

チュチュも「ホントは人のいい田舎のヤンキー系ギャル」で

たいへんよろしい。

 

序盤、嚙ませ犬として登場したグエルくんが、

負けても偉そうなのが愛しい……と思っていたけど、

どんどん可哀想なことになってる。

第12話とか、ひどくない??

なぜ彼ばかりこんな目に……。

 

シャディクとミオリネの間の「取り返しのつかない」感じも好みだけども、

男女の間の恋心は、要素がちりばめてあるわりに印象が希薄。

百合風味もほんのりだけども、第12話が不穏すぎる終わり方をしたので

やっぱり人間関係の主軸はヒロインであるスレッタとミオリネなのよね……?

学生たちの関係よりも、ガンダムにまつわる謎とか

地球VS宇宙のほうが気になるんだけども……。

 

2期も見るつもりだけど、リアルタイム放送は時間的に難しいことが多いので

アマプラ待ちになるかも。

 

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