金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

178-181:最近読んだ本

2023-08-02 17:31:26 | 23 本の感想
 コイル『無駄に幸せになるのをやめて、こたつでアイス食べます』
 
これ一冊だと、
「そこは掘り下げないの?」
「このキャラorこのエピソード、いらなかったんじゃない?」
と過不足が目立つので、続きが出る予定なのかな。
プロデューサーの仕事は、未知の世界で興味深かった。
 
 
桑野一弘『就業規則に書いてあります!』
 
主人公の能力を活かしたり、システムを改善したりすることなく、
原因を「先方の不正」にする形でしか解決できていないのが残念。
アニメ業界を舞台にした時点で、たとえフィクションであっても
根本的な解決のアイディアを示すことは難しいのだろうけれど……。
業界をちょっとだけ知ることができたのはよかったし、
タイトル回収も「来たー!」と盛り上がった。
 
 
 
 青山美智子『お探し物は図書室まで』
 
じんわりしみじみとよい。
渡されたものの意味を、
それぞれの人物が発見して意味づけるというのがいいね。
 
 
 『円居挽のミステリ塾』
 
取り上げられている作品で読んだのは1作だけだし、
馴染みの深い作家さんはいなかったのだけども、
それでも面白かった。
読書歴としていろんな本が紹介されているのも
うれしい。
 
 
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166-177:最近読んだ漫画

2023-08-02 17:22:21 | 23 本の感想
小西明日翔『春の呪い〈1〉』
 
「すごく好きな漫画家さん」として友だちに勧められたのだけど、
『来世は他人がいい』もあわなかったので、
私とは相性が悪いみたい。

 『御社の不倫の件~絶対に別れさせます~(1)~(3)』
 
こうやって外注して社内のトラブルを解決するより、
クビにしたほうがメリット多そう……。
 

 『こっち向いてよ向井くん(1)~(2)』
 
「アラサー独身女子もの」のフォーマットを男性でやった、
という書評家の方の分析はなるほどね~という感じだった。
登場する女性たちが、向井くんから見た
「アラサー独身女子もののヒロインたち」なのだろう……
 

青木朋『天上恋歌~金の皇女と火の薬師~〈1〉』
 
「架空の中華風の国」ではなく、実在の「北宋」を舞台にしており、
ヒロインも「金」の姫。
過去の著作を見る限り、作者さんは本当に中国史が好きな方のよう。
少女漫画脳で「好きな人がいるから結婚できない」というヒロインに、
「政略結婚って仕事じゃん」という縁談相手の皇子、よかった。
そう、政略結婚は色恋関係なしの仕事なんだよ。

野上武志 『はるかリセット〈1〉』
 
漫画でしか成立しない、何も起こらない話。
私も休むのが苦手だけど、そういう人はきっと多くて、
こういう話にも需要があるのかも。
 
 
 『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~〈1〉』
 
面白くなりそうで、ならない。
シリアスな要素とギャグの要素が1コマに同居していることに違和感がある。
これは原作からそうなのか、コミカライズにおける処理の問題なのか。

橘オレコ『プロミス・シンデレラ〈1〉~〈3〉』
 
微妙に不快な要素が多くて「好き!」と言い切れないのだけど、
続きが気になる。
男子高生、かわいいね。

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