三浦哲郎『ユタとふしぎな仲間たち』 (青い鳥文庫)
★★★★☆
父の死をきっかけに、母と二人で東京から
母の実家のある東北の田舎に移り住むことになった勇太。
東京のモヤシっ子と言われ、村の子どもたちになじめない勇太は、
ある日寅吉爺さんから座敷わらしの話を聞き、
座敷わらしの出るという大黒柱のある古い家に
一人で泊まることに。
そこへ座敷わらしが姿を現し、勇太は彼らの世界へ
足を踏み入れる。
座敷わらしたちと友達になり彼らと過ごすうちに
ユタは少しずつたくましくなっていく。
*****************************************
児童書として安心しておすすめできる。
……のだけど、いつクライマックスが来るのか
待っているうちに終わってしまった。
え?と拍子抜け。
これを子どもの頃に読んでいたら
ずいぶん印象もちがっていたのだろうけど、
座敷わらしについても、彼らを生んだ背景についても
わたしの中では完全に既知のことになってしまっているので
新鮮味が感じられなくて、
それ以上の何かを期待してしまっていたのかも。
発表されたのが40年前という作品だし、
その間に類似した要素を持った作品が
出尽くしてしまったという感じ。
★★★★☆
父の死をきっかけに、母と二人で東京から
母の実家のある東北の田舎に移り住むことになった勇太。
東京のモヤシっ子と言われ、村の子どもたちになじめない勇太は、
ある日寅吉爺さんから座敷わらしの話を聞き、
座敷わらしの出るという大黒柱のある古い家に
一人で泊まることに。
そこへ座敷わらしが姿を現し、勇太は彼らの世界へ
足を踏み入れる。
座敷わらしたちと友達になり彼らと過ごすうちに
ユタは少しずつたくましくなっていく。
*****************************************
児童書として安心しておすすめできる。
……のだけど、いつクライマックスが来るのか
待っているうちに終わってしまった。
え?と拍子抜け。
これを子どもの頃に読んでいたら
ずいぶん印象もちがっていたのだろうけど、
座敷わらしについても、彼らを生んだ背景についても
わたしの中では完全に既知のことになってしまっているので
新鮮味が感じられなくて、
それ以上の何かを期待してしまっていたのかも。
発表されたのが40年前という作品だし、
その間に類似した要素を持った作品が
出尽くしてしまったという感じ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます