まひろ、急に知能下がったな!?
道長に対して「北の方にしてくれるの?」「妾はイヤ」って
言ったりして。
……と思ったんだけど、これは為時パパが無職になったせいなんだな。
失職したうえ、兼家から「今後、為時が職に就くことはない」と断言され、
召使いは辞めていき、貧乏再び。
婿を取る年齢になっていたこともあって、将来への不安が募り、
わずかな希望にすがりたくなっちゃったんだ。
一方の道長は、前回、恋に現実逃避しようとしたのを
まひろにたしなめられて、政治の中枢にのし上がる決意をしたところ。
結局、生粋のぼんぼんだから、父親が失職することの切実さもわからないし、
「偉くなる=家柄のいい姫の婿になる」ということだから、
まひろの言ってることが矛盾していて支離滅裂にしか思えない。
これまで性格に非の打ち所がなかった道長も、そりゃ怒るよ……。
それぞれの事情が理解できる程度には、
これまでエピソードの積み上げがなされてきており、そつがない。
ドハマリはしないけれども、信頼して見ることができるドラマだよ。
怒った道長が倫子との結婚を希望、まひろは諦めて宣孝の妻に……
という流れなのかしら。
【その他いろいろ】
・倫子さま、身分をわきまえない厚かましいお願いは
即座にはねつけるけれども、ちゃんとまひろのことは
気にかけてくれてるんだよな……真性お嬢様。
互いに事情を知らない倫子とまひろの恋バナ、地獄のようだった。
・狙った男を必ず婿にしてみせる、と言い切る倫子さまの強さ、
やっぱり血筋ゆえのものだから、相手を知ったときの
まひろのショック、相当なものだろうな……
・「ちゃんとスパイやってたんだから、仕事ちょうだい!」
って兼家に直談判しにいくまひろ、賢いようでいて
やっぱりこのあたりの機微は理解できないんだな。
「間者を辞める」ということが「兼家に背く」ことだと、
宣孝だけが理解していた……。
・「なぜ自分は宴に呼んでもらえない!」とストレートに文句を言う道兼、
あっさり兼家パパに言いくるめられてる……。
ちょろちょろのちょろ。
満たされない承認欲求……ずっと可哀想。
・身の程をわきまえ、スペックを人の良さに全振りした道綱だけが
今日の癒やし。
同僚の顔を覚えておらず、挙動不審になっていたな……。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます