銀色夏生『詩集 小さな手紙』(角川文庫)
★★★☆☆
初めて読んだ時期がそうだったからなのかもしれないけれど、
銀色さんの詩を読むと、思い浮かべるイメージはいつも高校生。
さわやかさを内包しながら、「かなしさ」が常につきまとう。
「冷たさ」と言いかえてもいいかも。
高校生だったわたしは、「愛はさめてしまったけれど」という詩の、
「愛はさめてしまったけれど
別に平気
料理はうまいし
かわいいし
邪魔しないから」
の部分で傷ついてしまったものです。
★★★☆☆
初めて読んだ時期がそうだったからなのかもしれないけれど、
銀色さんの詩を読むと、思い浮かべるイメージはいつも高校生。
さわやかさを内包しながら、「かなしさ」が常につきまとう。
「冷たさ」と言いかえてもいいかも。
高校生だったわたしは、「愛はさめてしまったけれど」という詩の、
「愛はさめてしまったけれど
別に平気
料理はうまいし
かわいいし
邪魔しないから」
の部分で傷ついてしまったものです。