武田泰淳『目まいのする散歩』(中央公論社)
★★★★☆
高橋源一郎『一億三千人のための小説教室』、
高山なおみ『日々ごはん』でともに紹介されていた随筆。
武田泰淳は名前も知らず、先日近代文学史のページで
名前を発見して「ええっ!!」と驚きました。
(これでも文学部卒……!)
散歩をテーマに、子どもの頃の風景、奥さんとの日々、
幼かった娘のこと、ロシア旅行などなどの思い出を綴っている。
最後のロシア旅行の話はいまいち興味が持てなかったのだけど、
奥さんの豪傑ぶり、ふたりの信頼関係に、読んでいてにこにこ。
堅苦しさのないユーモラスな文章で読ませる。
★★★★☆
高橋源一郎『一億三千人のための小説教室』、
高山なおみ『日々ごはん』でともに紹介されていた随筆。
武田泰淳は名前も知らず、先日近代文学史のページで
名前を発見して「ええっ!!」と驚きました。
(これでも文学部卒……!)
散歩をテーマに、子どもの頃の風景、奥さんとの日々、
幼かった娘のこと、ロシア旅行などなどの思い出を綴っている。
最後のロシア旅行の話はいまいち興味が持てなかったのだけど、
奥さんの豪傑ぶり、ふたりの信頼関係に、読んでいてにこにこ。
堅苦しさのないユーモラスな文章で読ませる。