金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

映画:『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』

2021-12-26 19:32:53 | 映画の感想
2021年の映画㉛『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(字幕版)』(オリヴァー・パーカー 監督)
★★★☆☆3.5

【Amazonの内容紹介】

ローワン・アトキンソンが
ドジな英国諜報員“ジョニー・イングリッシュ”に扮する
スパイ・パロディの第2弾。
この作品では、中国首相を暗殺し世界を大混乱に陥れようとする
国際暗殺グループの計画を阻止するのがジョニーの任務だ。
再度お呼びがかかったジョニーが、世界を守るため、
また大活躍を披露してくれる。
共演はエミー賞受賞女優ジリアン・アンダーソンや
ドミニク・ウェストだ。

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ミスター・ビーンの俳優さんが主演。
一見してコメディだとわかるパッケージ。

作業しながら見ていたのだけども、
意外に、コメディって集中して見ていないとダメなのね。
笑いどころを見逃してしまう。
そして、この作風でラブシーンをやられると
奇妙な居心地の悪さを感じてしまう……。

それにしても、暗殺者のおばさん、すごくない!?
英国で最もセキュリティが厳しいであろうエリアに
侵入してしまうんだから。

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映画:『スーパーサイズ・ミー ホーリーチキン !』

2021-12-23 17:12:23 | 映画の感想
2021年の映画㉚『スーパーサイズ・ミー:ホーリーチキン !』(モーガン・スパーラック 監督)
★★★☆☆3.5

【Amazonの内容紹介】

暴露監督モーガン・スパーロックが
自らファストフード店を開き、
再び食品業界との戦いの火ぶたを切る。
今回の相手は"ビッグチキン"。

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友だちに教えてもらった映画。
『スーパー・サイズ・ミー』はかなり前に見たけれど、
続編が出ていたとは知らなかった。

問題は興味深いのだけど、下品なのがイヤ。
商品を見て排泄物にたとえたり、
食べ物をもてあそぶようなことをしたり、
鶏の死骸を足でつついたりするから、
問題にされている企業よりもこの映画自体への
不快感がわいてきてしまう。

しかし「ヘルシー」を好む大衆が、実際は
ヘルシーなメニューよりもそうでないメニューを
選んで食べているの、そうだよな~。
そして、企業が不健康なやり方で鶏を育てさせ、
養鶏場から搾取するのも、
おかしな作られ方をしたものでも安いものがいい、
と大衆が選択している結果なんだよな……。


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ドラマ:『パンとスープとネコ日和』

2021-12-23 15:13:10 | その他(ドラマ・アニメ・落語)レビュー
ドラマ『パンとスープとネコ日和
★★★☆☆3.5

【Amazonの内容紹介】

ずっと母との2人暮らしだったアキコ(小林聡美)は、
母の突然の死、そして勤めていた出版社の理不尽な人事異動で、
母の営んでいた食堂を自分でやっていく決心をします。
自分のセンスで改装したアキコの新しいお店は、
パンとスープだけというシンプルなメニュー、
お手伝いのしまちゃん(伽奈)との2人だけの小さなお店。
ある日現れた1匹のネコと暮らし始めるアキコ、
そして、アキコの周りには、楽しく世話をしてくれる、
商店街の大人たち…。

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作業中に流していたドラマ。
原作は群ようこ。
主演が小林聡美でもたいまさこも登場……というだけで
『かもめ食堂』や『めがね』と似たようなムード
なのだろうな……と予想が付く。
監督は違っても、皆、共通する空気感を狙って
作っているのではないか。

「一体、この登場人物を出してきたことにどんな意味が?」
「このエピソードは何のために?」
というのはしばしばあったけれど、
それをまとめるとこうなってしまうのかも。

大きな山場もなく、淡々と静かに進む物語。
ごはんはおいしそうだし、嫌な人もちょっとしか出てこない。
(もたいまさこ演じるママ、大人なんだから、いくら何でも
 「根はいい人」で済まんでしょ……)

主人公は一人暮らしなのに、おかず小鉢に分けて盛るし、
薬味もちゃんと分けて3種類用意するんだ……と
細かい部分に衝撃を受ける。
(洗い物が面倒だからって、一気盛りしないんだ!)
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563:森絵都『最後は臼が笑う』

2021-12-21 16:49:07 | 21 本の感想
★★★☆☆3.5

【Amazonの内容紹介】

ヒロインは公務員の桜子、39歳。
人生このかた、ろくでなしの悪い男にひっかかり続けてきた関西人。
妻子持ちに騙され、借金持ちには貢がされ、
アブノーマルな性癖持ちにいたぶられる。
ところが、桜子は「ろくでなしや、あかん奴や言われとる男に
限ってな、どっかしら可愛いとこを持っとるもんなんや」と公言し、
好んで吸い寄せられていく。
高校時代からの友人の「私」は、悪弊の連鎖を断つべく有志を募り、
「桜子の男運を変える会」まで結成したが、当人は我関せずだから、
どうしようもない。

ところがある日、解散して早十年を数える会に、
桜子から緊急招集がかかる。
「一分の隙もない完全な悪」にとうとう出会ってしまったのだという。
完全な悪〟とはいったい何者か?

****************************************

Kindleの単話売りらしい。

久しぶりの森絵都さん。
いやー、最後は予想もつかない展開だった。
そしてタイトルの意味もわかってウフフ。

こてんぱんにしてほしかった気持ちもあるけれど、
現実的で、なおかつちょっと笑えるオチの付け方で
よかったんじゃないだろうか。

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554-562:最近読んだ漫画

2021-12-21 16:42:53 | 21 本の感想

ドラマ未視聴。
原作、四コマ漫画だったんだ……。
一部分だけとはいえ、家族の死という重い出来事を
扱うのに、四コマ漫画という形式は
むいていないのでは……




文明開化の時代、わくわくするねえ。

 


BL臭はすごいし、誰が何を言っているのかわからないところも
あったけれど、引き込まれる。



モデルになった国はあきらかなんだけども、
独自の設定があり、先が楽しみ。


 穂実あゆこ『荼吉尼 1巻

表紙に比べて中の絵は荒い。
まだ始まったばかりでなんとも言えないけれど、
ダークヒロインの物語なのかしら。


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三重の旅3日目 伊勢神宮

2021-12-20 09:05:30 | おでかけの記
旅行最終日。
順調に予定を消化し、この日はゆったり。
途中で再びVISIONに寄って、伊勢神宮へ。





なんだかんだと言って、ここには結構来ている。



おはらい横丁のスターバックス、みんな写真を撮ってた。


参拝のあと、赤福の経営する五十鈴茶屋へ。
飲食もできる「赤福」の店舗は激混みだったけど、
こちらは空いていた。
赤福はこちらでも食べられるので、穴場かも。


赤福とコーヒーのセットに、「和ガトーショコラ」。
「和ガトーショコラ」はほうじ茶の香り。
美味しかったのでお土産にも買い、確認したら、
やっぱり正式名称は「和ガトーショコラ 伊勢ほうじ茶」だった。


こっちは「あんパウンドケーキ」とあずきのお茶。

そしてここでもご当地マンホール。


この後、津市にある三重県立図書館に寄って
名古屋へ帰る。
尾鷲のほうまではなかなか行く機会がないから、
生きている間に行けてよかったな。
歳をとって暇になったら行こうと思っていても、
そのころには遠出する気力がなくなっている
可能性もあるから、思い立ったら即行くようにしよう。

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大河ドラマ『青天を衝け』#40

2021-12-19 21:44:01 | 大河ドラマ「青天を衝け」
最終回の1歩手前、45分拡大版。
周りにいた重要な登場人物がどんどん退場していき、
栄一の人生もドラマ自体も、閉じる方向に向かっているはずなのに、
イベント起こりすぎだよ!
栄一の人生自体がこうだったんだろうな~。

実業界を引退することにした栄一。
ナレ「辞職した会社は60以上」。
関わりすぎ!
名誉会長とかそんなものが大部分だったとしても、
一人でこれだけやるの、超人すぎるでしょ。

そのうえ、アメリカでの日本人排斥運動を踏まえ、
民間外交のために渡米。
90日以上かけてアメリカを横断し、各地を回り、
講演を行う超過密スケジュール。
あの~、この人、最近死にかけてたんですけど……??
(しかもこの後、中国に行きたいとか言ってる!!)

伊藤博文が栄一と会って
「ハルビンに行かねば」
って言った時点で、
見てるこっちは「わああああ!!!!」だったよ……。
案の定、ハルビンで暗殺されてしまう。
(誰にやられたか、不自然なくらい言及しなかったね……)

アメリカで伊藤死去の報を聞き、打ちひしがれる栄一。
「これまでに実に多くの友を亡くした」
という「友」の中に、岩崎弥太郎も入ってるんだなあ。
排斥運動が盛んなサンフランシスコでの講演、
中止したほうがいいと止められるが、強行。
伊藤の暗殺、そしてこれまでに起こってきた幕末の争いを、
アメリカとの友好につなげる名演説。

これまでの人生の総括にもなっているし、
ここで「そうだそうだ、戦争はダメ! 平和が一番!!」と
最終回にもっていければどれだけいいか……。

実際は戦争の時代に突入するし、ドラマの上でも
日本は第一次世界大戦に参加。
「あなたほどの減らず口がなぜ黙っているのか」
「口を開いたら嘘しか言えないからだ」
「なぜ80近くにもなって首相をやっているのか」
大隈にズバズバ言う栄一だけど、本当にもう、
かつて新しい国を一緒に作ろうとしていた仲間は
どんどん死んでしまって、大隈にこういうこと言える人は
いなくなっちゃったんだろう。
「維新の尻拭いをしている」という大隈の叫びも悲痛。
そして、喜作と慶喜が穏やかに死んでいったのとは対照的に、
井上馨が「参戦☆ イエーイ☆」って興奮して死んだの、
ほんと、幕末から変わらない病という感じで
容赦ないね……。

渋沢家もめっちゃくちゃ。
篤二は家を出て芸者と所帯を持ち、うたちゃんがワーワー文句。
栄一は、篤二を廃嫡することに。
栄一なんか、お妾さんを妻と同居させとったぜ?
と思うが、篤二の奥さん、いいとこのお嬢さんだからね……。
千代は百姓の娘だからええんか……と腹も立つが。
栄一がいちばんアカンのは、篤二の尻拭いをその子である孫に
させようとしたところ。
孫は虫が好きで農学をやるってうきうきしてるのに、
「法科に行って、跡をついで実業界を支えてくれ」
って土下座して。
「篤二の心を理解してやれなかった……」って言った、
その舌の根も乾かないうちにこれ!
決して命令ではない、って言うけど実質命令じゃん!!
「栄一が、家庭人としてはほんとダメ」っていうの、
これまでにずっと一貫して描いてきているから、
「やるよね、こういうこと。この栄一はやる……」
という変な諦めがあるわ……。

コメント (2)
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三重の旅2日目 尾鷲・須賀利

2021-12-19 13:26:06 | おでかけの記
道の駅に寄りつつ、大内山動物園から車で移動して1時間ほど、
熊野古道センターへ。


これは熊野市ではなく、尾鷲駅の近くにある。
熊野古道の入り口の一つがこのあたりにあるのだ。
小さなプレハブみたいな資料館を想像していたが、
えらくきれいで立派な建物。
熊野古道の歴史や自然についての資料が展示されている。

1時間ほど滞在し、次は「おわせお魚いちば」へ。

大好きなサーモン(300円)とぶりとろ丼(740円)を
食べることができて満足満足。

こちらは地魚丼(870円)。

順調に予定を消化していたので、
明日になるかなと思っていた須賀利へ。


今回、三重県に行こうと思った一番の目的がここ。
かつては陸の孤島だったという漁村。
尾鷲駅周辺から自動車で40分ほど。
集落の入り口らしきところで、車を降りて散策。

海が綺麗。
海と山の間にあるので日が落ちるのが早く、
着いた時にはすでに日が陰っていた。






あちこちの民家の玄関に貼られている手形。
知らずに見ると、呪術っぽくて不気味だけど、
これは米寿を迎えた人の手形を貼り、
長寿を祝う風習なのだそう。
よそではとうに廃れてしまったけれど、
ここにはまだ残っているのだとか。
同じ人の手形をあちこちで見たので、
これは配るものなのかなあ。
(手形が怖いのって、ホラーの影響かな……)



ここでもしめ縄が玄関に飾られている。


海の水が澄んでいて、ゆったりと時間が流れる。
地元の人と釣り人しかいない静かな街だった。

日の出から日の入りまで活動し続けた一日。
三日とも、異常に暑くて、12月とは思えないほど。

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三重の旅2日目 夫婦岩と大内山動物園

2021-12-18 10:15:57 | おでかけの記
翌朝、6時50分ごろだという日の出に合わせて、
夫婦岩のほうへ。
続々と観光客が集結する。




日の出の瞬間、何人かが柏手を打っていた。
どうして日の出の時だけ拝むのだろう。
同じ太陽なのに、日中や日没の時は拝まないね。
日の出のときにいちばん、
「再生」やエネルギーを感じるからなのかな。


神社の中にあった貝。

忘れちゃいけない、ご当地マンホール。
やっぱり夫婦岩。

神社の中にも、町中にも、カエルがいっぱい。



夫婦岩のところにある神社の、
神のお使いがカエルなのかなあ。
本当にいたるところにいる。

そして、気になったのは、家々の玄関にある
しめ縄飾り。
お正月じゃなくても、飾るのね。





この日の午前は、大内山動物園へ。
度会郡にあり、伊勢から車で1時間ほどかかる。
私立の動物園なのだそうだ。
こんな山の中に人が来るのかな?? と思っていたが
結構な人が来ていた。
動物の数は多くないし、入場料は1500円かかるけど、
すぐ近くで動物を見ることができる。








こんな近くで見たことないかも!?という動物が多く、
大変見ごたえがあった。
滞在時間は1時間半。
ちょうどよいボリューム。

ここからさらに南下して、午後は尾鷲へ。


道の駅で買ったもの。

・マンボウの串焼き
・マンボウの唐揚げ
・サメの串焼き
・サメの唐揚げ
・うつぼの唐揚げ
・ガスエビの唐揚げ
・大内山牛乳/コーヒー牛乳/飲むヨーグルト

マンボウは、売店のおじさんが言っていたとおり、
何となく貝柱っぽい。
サメは、「魚の肉」から想像する範疇を
超えない味と食感。

日本人、昔から魚介類は片っ端から食べられるかどうかを
試しているし、おいしかったら、なんとしてでも
殖やして流通させるよな~。
ウナギなんか絶滅するって言われてるのに食べ続けるし、
毒のあるフグまで食べる。
流通していないってことは、やっぱり
そこまでおいしいものじゃないからだろう……

というのが、この珍味たちを食べた感想。
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三重の旅1日目 VISONと鳥羽水族館

2021-12-17 17:05:27 | おでかけの記
突然、2泊3日で三重県に行くことになった。

尾鷲のあたりにある須賀利とか、斎宮歴史博物館とか、
行ってみたいところはありつつも、
遠いから、そのためだけに行くのは躊躇われる……
と思っていたところ。
互いに行きたいところが三重にある、いうことになり、
急遽、三重行きが決まった次第。

近いけれど、実はあまり馴染みのない三重県。
地理もよくわかっておらず、慌てて旅行3日前から調べて
計画を立てることに。

10時に車で名古屋を出発し、渋滞で1時間遅れながらも
12時半ごろにVISON(ヴィソン)へ。
ここは、三重へ行くと決まってから、調べ物をしているときに
初めて存在を知った。
公式サイトはこっち→

勢和多気ICのすぐ近くにあり、
どうやら最近できた商業施設みたい。
小高い丘の上に作られていて、その外観といい、
村を形成しているところといい、宿泊施設もあるところといい、
なんか、すごく宗教施設っぽい!
(でも、別に宗教はからんでいないと思う)

とにかく、素敵なおしゃれ空間。
細部に至るまで洒落たつくりで、眩しい!
写真を撮らなかったことがつくづく惜しまれる。
平日の昼間だったにもかかわらず、かなり人がいた。
オープンしたときに話題になって、
地元ではみんな知ってる……という場所なのかも。
地元の食材や料理もたくさんあって、
観光客も楽しめる。
私はレモンとオレンジを交配したという
マイヤーレモンを買った。
帰宅後、保存食作りに使っただけで、
また口にしてはいないけど、
果汁が多くて、匂いも甘い。

お店がたくさんあって目移りするけれど、
休憩のために入ったのは、麹のお店。



ソフトクリームと麹ボールを食べる。
麹ボールはクリームが入っていて、
丸いケーキみたいな感じ。



そしてお米のお店で500円もするおにぎりを。
1個500円もするおにぎり、普段なら絶対買わないが
旅行の時は金銭感覚がおかしくなる。
食べ物そのものだけじゃなく、
空間やムードを買っている、という認識。
おにぎりは肉と卵が入っていて、ボリュームあり。
おいしかった。

同行者の希望で、この後は鳥羽水族館へ。
ここへ最後に来たのは、多分20代の半ば。
そのとき一緒に来ていた友だちは、
旅行の数日前に、突然辞令を受けて
遠くへ転勤することになり、鬱々としていたのだった。
冬で、天気も悪くて、何となく鳥羽の印象は
「寒々しくて荒れている」というものに
なってしまったのだけども、
旦那さんの実家が三重にあるという先輩いわく、
鳥羽は三重県内ではおしゃれスポットなのだそうだ。

まずはアシカショー。



定番だけに、お兄さんもアシカも演出も、
こなれていて完成されている。

そしてSNSで話題になっていたらしい
ラッコのメイちゃんを見に行く。
ラッコは2頭おり、どうやらできることが違うらしい。
このメイちゃん の方が、年長なのかしら?
サービスも手馴れている印象。
「餌やり」の時間にあわせて行ったのだけども、
この餌やりが、想像以上にエンタメしていた。







アシカショーとラッコの餌やりの他は、
20~30分、近くのコーナーを見ただけだったけれど、
それで十分。
こういうところに来ると、一通り全部
見なきゃいけないような気分になるのだけれども、
情報過多で疲れるし、
ピンポイントでいくつかをじっくり見た方がいいんだろうな。

ホテルは伊勢市の夫婦岩の近くにある民宿。
旅館や民宿の食事は、たいてい食べきれないし、
残すのも心苦しいので、付けないことにしている。


ホテルから少し歩いたところにある「扇屋」で夕食。
松阪牛のハンバーグ、とても美味しい。
しみじみ美味しい。
ごはんにかかっていたひじきもよかった。

腹ごなしに、暗い中、夫婦岩の方へ下見に行く。
全く意識せずに宿泊先を決めたのだけども、
ここは観光地なのだった。
旅館がずらりと並び、今も廃れずに
観光地として栄えているのがよくわかった。
大きく幹が湾曲した海辺の木々を見ながら、
海の近くでの暮らしについて、思いを馳せる。

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