吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

ラテン語

2008年08月04日 07時13分37秒 | インポート

 ラテン語で思い出すのは、学生当時、感染症で「破傷風の大家(自称)」の先生に講義を受けたことだ。講義中よく言っていたが「皆さん、将来有名になりたかったら、人のやらない分野を選びなさいね。私もこの分野だと競争相手があまりいなかったので有名ですよ」と、くだけた先生だと思った。面白い先生だったが、でも試験は病名をラテン語で書かせた。スペルが1字でもちがうと、そこの配点がすべてゼロにされた。試験の採点は容赦なかったのでイメージが随分異なった。とても長ったらしいラテン語病名などはおぼえていないし、今ではカルテは誰にでも分かるように日本語でかけと行政指導があるくらいである。