吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

大腿骨頚部骨折 その2

2008年09月13日 06時38分41秒 | インポート

 早期離床(寝込まないこと)のためには、早めに手術して骨をつなぎ、早目に歩行訓練をさせることである。金属プレートで骨を固定したり、あるいは骨の先端部分を金属の人工骨頭で置き換えたりする方法などがある。自分はこの手術はしないが、100歳で手術した人をみたことがある。元気に退院していった。ちなみに自分で手術をした人の最高齢は97歳のソケイヘルニアかんとん(脱腸が外に出っぱなしになって戻らなくなり腸が腐りかけるもの)であった。あれにはマイッタ。