その後、父の心電図は特に不整を呈することもなく、年1度の心電図のみでフォローしておりました。しかしながら、その時のエピソード以来、毎晩やっていた晩酌をほとんどしなくなったようでした。皆には「俺は何でもないんだ」と言っていたわりには、やはり大分気にしていたのかもしれません。たまに一緒に食事をする時も、ほとんど晩酌をしない私のほうがビールを飲んでいたような気がします。お酒よりも煙草の本数はまったく減りませんでした。こちらもあまり呼吸循環系にはよくないのは周知のことですが一向に意に介さなかったようです。