その後、その芸能人は病院へ行って服薬したり生活習慣を改善させたと聞いてホッとしたが、バラエティであっても医師としての自分の立場はわきまえたほうがいい。立ち位置の基本は「正確な医学情報の提供」であると今でも思っている。正直、何が怖いかといったら、それは「同業者の目」である。以前、新聞のコメントに少し自分でもあやふやと思われる中途半端なコメントを出したら、後輩からの年賀状で「あまり、いいかげんなコメントは気をつけてくださいね」と指摘されてしまった。恥ずかしい限りである。ま でも今回のエピネフリンの自己注射のような明らかな認識不足ではなかったので許してもらえるかなぁ?? いやはや、しかしながら勉強不足の医師があまりバラエティに出るのも要注意である。 あれ? それは自分のことか(笑)?