まあなんだかんだで出席してはみたが、かなり面白かったし有意義であった。遠出したかいがあった。帰りの新幹線での楽しみは地元の名産おつまみで飲む缶ビールである。日帰りの強行軍のスケジュールであったが充実感はあった。というかこの帰路における缶ビールが最初からの楽しみのようなものである。だから朝からなるべく水分は控えめにして、そして講演中は眠くなるといけないので会場で出された弁当にも手をつけず血糖を下げる。これだけ身体を脱水状態にするので、ようやく新幹線で飲むビールは格別の味がするのである。いつも患者さんには「水分とらないと血液濃縮になり脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高くなるのでとにかく水分摂りなさい」と連呼する割りには自分ではまったく正反対のことをしているのである。これは鍛え上げられた私のようなプロだけが行えるのであって、一般の人には危険すぎるため真似しないようにしてほしい(笑)。反面教師である。