吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

桜田五輪担当大臣が辞任「復興以上に大事な議員」 その2

2019年05月09日 05時51分26秒 | 日記
 確かにそこだけ一部を切り取れば不愉快な発言である。それの責任を取って辞任するのも妥当。しかしメディアは絶対この人の失言を狙って追いかけていたはず。そしてスピーチ内容の前後関係を無視して、単なる「失言ワード」のみを切り取って報道する。あとはいわゆるTVコメンテーターや「失言狙いの野党ら」が一斉攻撃するのである。
 しかしもううんざりする。これら外野が被災者の「被害者正義にタダ乗り」して徹底的に叩きまくるさまは、まさにいじめにしか見えない。聞くところによるとこの大臣は誠実な人らしい。なんだかよってたかってのいじめの構図にも見えてくる。
 まあ、もちろん残念なのだがこの大臣はどうみても大臣として適格ではない。誠実だけでは大臣は務まらない。だから辞任していただいて結構なのであるが、総理も派閥の論理で、能力がなくとも大臣待ちの議員にポストを与えざるをえない。
 それにしても、対案や政策理念もなくただ与党の失言のみを追い求め辞任要求だけしている野党は情けない。
 では野党は自民党大臣をやめさせてその後どうするのか? かわりに某民主党でことがなしえるのかといえば、かつて民主党政権時代にあの体たらくだったこと忘れてはいない。
 なんだかもう野党に力がないのも情けないのである。