4/21(日) 15:03配信 神戸新聞NEXT
4月21日午後2時ごろ、神戸市中央区布引町4、JR三ノ宮駅北側のフラワーロードで、「市バスが歩行者をはねた」と110番があった。横断歩道を渡っていた男女8人がはねられ、うち男女2人が死亡、6人が重軽傷を負った。兵庫県警葺合署は自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで、市バス運転手の男(64)=同市長田区=を現行犯逮捕した。
同署によると、バスは事故現場のすぐ北側に位置する終点の一つ手前の「地下鉄三宮駅前」で乗客を全員降ろした後、再び動きだして横断歩道上の歩行者を次々とはね、高架下の中央分離帯に接触して止まったという。亡くなったのはアルバイト男性(23)と私立大学3年の女性(20)。
同署がドライブレコーダーを調べた結果、赤信号で横断歩道に進入したことが判明。運転手は「(横断歩道の手前の)停止線に向けて発進作業をしていたところ、ブレーキを踏んでいたが急発進した」と話しているという。関係者によると、ドライブレコーダーの車内映像では、運転手がサイドブレーキを引いた様子もないという。
神戸市によると、運転手は1986年に市交通局に入り、2015年に定年退職後も再任用され勤務。糖尿病の持病で日常的にインスリンを投与しているほか、慢性の腎臓病の治療などのため今月3~17日に仕事を休み、復帰して4日目だった。同署が事故との関連を慎重に調べている。
4月21日午後2時ごろ、神戸市中央区布引町4、JR三ノ宮駅北側のフラワーロードで、「市バスが歩行者をはねた」と110番があった。横断歩道を渡っていた男女8人がはねられ、うち男女2人が死亡、6人が重軽傷を負った。兵庫県警葺合署は自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで、市バス運転手の男(64)=同市長田区=を現行犯逮捕した。
同署によると、バスは事故現場のすぐ北側に位置する終点の一つ手前の「地下鉄三宮駅前」で乗客を全員降ろした後、再び動きだして横断歩道上の歩行者を次々とはね、高架下の中央分離帯に接触して止まったという。亡くなったのはアルバイト男性(23)と私立大学3年の女性(20)。
同署がドライブレコーダーを調べた結果、赤信号で横断歩道に進入したことが判明。運転手は「(横断歩道の手前の)停止線に向けて発進作業をしていたところ、ブレーキを踏んでいたが急発進した」と話しているという。関係者によると、ドライブレコーダーの車内映像では、運転手がサイドブレーキを引いた様子もないという。
神戸市によると、運転手は1986年に市交通局に入り、2015年に定年退職後も再任用され勤務。糖尿病の持病で日常的にインスリンを投与しているほか、慢性の腎臓病の治療などのため今月3~17日に仕事を休み、復帰して4日目だった。同署が事故との関連を慎重に調べている。