新型コロナ「5類」に引き下げ きょう方針決定へ 岸田総理が関係閣僚と協議し検討指示 その２

　どうやら政府はこの感染爆発、医療崩壊、最高死者数を数えているさなかに、コロナの幕引きを進めている様子です。前回の話のように、生産人口が減少するに至らないウィルスの毒性ならば、お荷物世代である高齢者の死亡が多くても問題ないと考えているのでしょう。そんな本音など言うはずありませんが、ここ数か月での政府の方針はそうとしか思えません。
　このまま５類になったら発熱外来を標榜していない医療機関も発熱者を診ることに迫られます。結局は発熱者対応の設備増設まで全医療機関に迫られることになり資金的に難しい所はどうなるのでしょうか。
　うちはすでに発熱外来であり、設備もいくばくかの補助にて拡充しましたけど、５類になっても無制限に発熱者を受け入れるというわけにはいきません。５類にしたから感染力が落ちるというわけではありませんし、感染防御対策が緩くなるわけでもありません。
　５類になるとおそらく世の中は緩んでくるので余計に感染は広がると思います。現状での幕引きは「死者が多くてもいい。経済回復が先決である」ということでしょう。
　最近の政府の方針をみていると「表沙汰にできない本音」が手に取るようにわかります。