昔、「じみへん」という漫画があった。この中で興味を引いたストーリーがあった。
日頃から町内では札付きのワルで、誰からも嫌われていたある青年が、満席のバスの車内で座っていた。そこに年老いた老婆が乗り込んできたのであるが誰も席を譲ろうとしない。
それをみたそのワルは「しょーがねーなぁ、おい!婆、ここに座れ」と自分の席を譲ったのである。それをたまたま車内の遠くからみていた町の知り合いは「あ、あいつは本当は心根はやさしくて、いい奴なんだ」と評価を改めたのである。
そしてもう一つのストーリーである。品行方正、謹厳実直を絵にかいたような青年である。
彼は誰からも好かれ近所の人にはいつも笑顔で接し近所の子供の面倒もよくみて、また老人会などでも積極的に手伝いをする青年である。
ある夜のこと、会社の帰りにふっと干してある女性の下着を盗んでしまったのである。しかしその場にたまたま居合わせた警官に現行犯逮捕されてしまった。
さて一転して町での彼の評価は「羊の皮を被ったオオカミ」とか「偽善者」とか最低なものになったのである。
この二人の行動はどちらも「たまたま」・・・なのである。たった1回でその人の本質の評価があっというまに逆転してしまうのである。一般大衆の評価とはこんなものであり、まったくあてにならない。
今回の都知事への一般大衆の評価には、しょうがないのであろうが、どこか腑に落ちないところがあった。
決して彼を擁護しているのではない。そしてその評価が正当であるとかないとかの問題ではない。
でもどこかぞっとしたのである。
日頃から町内では札付きのワルで、誰からも嫌われていたある青年が、満席のバスの車内で座っていた。そこに年老いた老婆が乗り込んできたのであるが誰も席を譲ろうとしない。
それをみたそのワルは「しょーがねーなぁ、おい!婆、ここに座れ」と自分の席を譲ったのである。それをたまたま車内の遠くからみていた町の知り合いは「あ、あいつは本当は心根はやさしくて、いい奴なんだ」と評価を改めたのである。
そしてもう一つのストーリーである。品行方正、謹厳実直を絵にかいたような青年である。
彼は誰からも好かれ近所の人にはいつも笑顔で接し近所の子供の面倒もよくみて、また老人会などでも積極的に手伝いをする青年である。
ある夜のこと、会社の帰りにふっと干してある女性の下着を盗んでしまったのである。しかしその場にたまたま居合わせた警官に現行犯逮捕されてしまった。
さて一転して町での彼の評価は「羊の皮を被ったオオカミ」とか「偽善者」とか最低なものになったのである。
この二人の行動はどちらも「たまたま」・・・なのである。たった1回でその人の本質の評価があっというまに逆転してしまうのである。一般大衆の評価とはこんなものであり、まったくあてにならない。
今回の都知事への一般大衆の評価には、しょうがないのであろうが、どこか腑に落ちないところがあった。
決して彼を擁護しているのではない。そしてその評価が正当であるとかないとかの問題ではない。
でもどこかぞっとしたのである。