吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています

都知事の公費不正使用? その3

2016年05月23日 06時43分19秒 | 日記
 これももしかしたらマスメディアの思想誘導であるのかもしれないが、市民へのインタビュー結果も否定的な意見でまとめ上げている。
 しかも市民もまあ「よく言うよ」と思うのである。
「都民の血税を・・」というのは事実なのでまだ分かるが、「知事の資格がない」「早く辞めてもらってほしい」とか知事としての資質までを評価している。

 これが日本人的人物評価の疑問が残るところである。彼の「政治家としての業績や資質」を「公金不正使用の疑い」のみで判断しているのだ。
 判断材料が違うのではないかと感じる。例えは悪いが理科の試験の点数をみながら「お前の数学の点数はわるいなあ。だから頭のできがよくないんだ」といっているようなものである。

 日本人の人物評価は概ね減点評価である。彼がどのくらいの業績をあげたか知らぬが、都民のためにいろいろ業績をあげたこと評価しないで、宜しからぬことを一つでもしたらその人の仕事上の業績も含めて彼のすべてが否定されるという評価の仕方はフェアではないと感じる。
 別に舛添氏の擁護しているのではなく多数の市民の判断に疑問が残るということなのである。

 まあしかしこれは過去、政治家の世界ではずっと当たり前に通っているのでしょうがないとは思う。スキャンダル一つで失脚するのはこの世界というか日本の社会では不本意ながらそれが当たり前なのである。

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