吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています

誰が得したの? その3

2016年05月19日 06時15分25秒 | 日記
 ところで芸能人とは作られたイメージ、換言すれば虚像を売る商売なのであるから、その点ではなにも活動自粛の必要はないと自分は思っている。
 清廉なイメージ売っている女性ハーフタレントだってそれは単なるイメージである。本当の裏の顔はあるはずである。
 芸能界では作られたキャラクターという虚像を売っている世界なのであるから、イメージと異なる事件があっても仕事を自粛させる理由はなかろう。大衆に向けて謝罪する必要もない。
 ただその「虚像のイメージ」を買っていたCMのクライアントだけには謝罪する必要がある。

 不倫事件はプライベートなことであるが芸能人なのでそれはメディアから追い回されて当然であるし、また逆にそれはもっと自分がのし上がれる「ツール」にもなる。しかし事件について謝罪したり活動自粛したりすることは、まさに芸能人なので全くその必要ないと思う。芸能人を社会規範の最良遂行者と思うから話がややこしくなるのである。

 とりあえず今回の事件で結果的にだれが得したのかは、夫人と離婚したということを差し引いても、これだけメディアに顔と名前が売れたのであるからこの男性ボーカルが一番得したことになる。
 彼はこの事件をうまくツールとして使ったのである。彼はかなりしたたかである。それにしても芸能界は音楽的才能だけでは売れないことも証明されたのである。

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