六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

ひと足早いこどもの日・・・といっても植物の子ですが

2010-05-02 15:53:50 | 写真とおしゃべり
 連休もこれだけ続くとどれがなんの日かわからなくなりますね。
 もっとも、もう勤める身ではない者にとっては、ゴールデンだろうがシルバーだろうが関わりなく、ひたすら人混みや渋滞を避けて閑居するというのが実状ですが。

    

 もう寒くなることはあるまいと床屋へ出かけました。
 別にあまり伸ばしては居ませんが髪を切ると襟元がスウスウして、寒いときだと風邪を引きそうになります。

    
       私ではこんなにうまくは撮れません 図鑑から拝借

 帰り道、ハルジオンの花の群落のような所にさしかかりました。
 こんな可憐で可愛い花を誰が「泥菊」などと呼びはじめたのでしょうか。
 前にも一度、憤慨して日記に書いたことがあります。
 きっとどこにでもあるからでしょう。
 どこにでもあるから交換価値はない、交換価値がないものは価値ではないという論法なのでしょうか。

    
              桜ん坊の子供たち

 「ルリリリリリ、ルリリリリリ」という鳴き声を聞いて自転車を止めました。
 この声はカワラヒワに間違いありません。
 見ると、僅か2、3メートル先の田んぼの畦で、草の実か虫をついばんでいるつがいが居ます。この距離なら何とか写真にとポケットからデジカメ付きの携帯を取り出しました。

      
              桜ん坊のシルエット
 
 携帯のふたを静かに開けたのですが、ポロロロンと音がしました。
 その音に反応してつがいはさっと飛び立ち、十数メートル先の畦へと移動しました。スズメぐらいの小鳥、もうその距離では写真は無理です。
 しまった、こんなことなら写真なんて欲張らずにジッと観察していればよかったと諦めて自転車を降りました。
 するとどうでしょう、もう一羽が私のすぐ足下から飛び立ち、前の二羽と合流しました。

    
               桑の実の子供たち

 全部で三羽いたのですね。向こうの畦でちらほら見えるのですが、いかんせん遠すぎます。つばさの横の黄色の模様でかろうじてスズメとの違いがわかるぐらいなのです。
 諦めて帰宅しました。

    
            こんな面白い形でなっています
 
 うちでは今、二つの木の実が枝を飾っています。
 まだまだ子供ですが、やがて熟してくると、それぞれ食べることが出来ます。
 桜ん坊と桑の実です。

 キジバトは今日もしっかり卵を抱いています。
 この暖かさでソロソロではと気がはやります。

コメント
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