六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

おっぱいを揉まれてしまったのです。

2010-05-27 02:41:41 | よしなしごと
 かかりつけの診療所へ行きました。
 特にどこか悪いわけではありません。
 いつものように、睡眠障害の薬と筋肉痛や肩こりの薬をもらいに行ったのです。
 ただ今回は、一つだけ訊ねたいことがありました。

    

 診察室の中ではまず血圧の測定です。
 「今回は少し高いですね。お酒増えてませんか?」
 「いいえ、少し減ってる方です」
 「では少し時間をおいてから計り直しましょう。で、何か変わったことは?」
 ということになり、先ほどの訊ねたいことを話しました。

 それは以下のようなことなのです。
 もう二週間ほど前でしょうか、左胸の乳房の辺りが偶然何かに接触したのです。
 そのとき異様な痛みが走ったのです。
 強くぶつけたという痛みではなく、事実そんなに強くはぶつけなかったので、それはこちらの内面にあるような痛みでした。

 それで気になって左の乳房辺りを触ってみると、やはり痛いのです。
 同じさわり方を右の方でしても何ともないのに、左は明らかに痛いのです。
 そして、左の乳房周辺が右よりもやや張った感じがします。

 一時的なものだろうと思いましたが、少し気になります。
 私の周辺に、乳がんで苦しんでいる人がいることも念頭に浮かびました。

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 それから二週間、状況は変わりません。
 でもって医師にそれを告げたのです。
 「では前を見せて下さい」
 と医師。前を広げる私。
 「これはどうですか?」
 と、やおら右の乳房辺りをつまみ上げる医師。
 思ったよりも強い触診ですが別に何ともありません。

 「それではこれはどうですか?」
 と、今度は左。右側の時と同じような触診です。
 が、先ほどとは違って明らかに痛いのです。
 「い、いたいです」
 「ではもう一度」
 「痛いです」

 「う~ん、やはり左が少しはれぼったい気がしますね」
 と私の胸を見比べながら医師。
 確認ためにともう一度触られました。

        

 ここまで、敢えて書きませんでしたが、この医師、じつは女性なのです。
 長生きはするものです。
 女性に乳房を揉まれるとは・・・。

 この日の医師の結論です。
 「少し様子を見ましょう。それで治まらないようでしたら、一度マンモグラフィーで検診しましょう」
 マンモグラフィーは、乳がん検診の最新兵器です。

 もちろん私自身には原因も何も分かりません。
 単なる炎症の一種かも知れません。
 あるいは、この間、精神的に不調でしたから、不定愁訴の一種かも知れません。精神的な不安定が肉体的な症状を生み出すという身体言語的な状況もあり得るところです。
 この間の私の自己診断は、更年期障害による情緒不安定ですから、それもありです。
 それともほんとうに乳がんかも知れません。

   
     これは柿の花 花の下には小さな実が 専門用語でガキという
 
 いずれにしても、生きていることは出来事に遭遇することですね。
 女性に乳房を揉まれるなんて、まだ枯れきっていない私には面白い経験でした。

 え?測り直した血圧の方ですか?
 最初よりは下がってはいましたが、やはりやや高かったようです。
  
 

コメント (2)
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