昨週前半は名古屋への往復が重なっていくぶん慌ただしかったが、その後半以来、今度は自宅から半径1キロ以上は出ないという真逆の展開になっている。そこでまさに身辺雑記などをあれこれ。
■これは、私んちの近くで、郵便物を投函に行ったり、2週間に一回、クリニックへ行く際に通るけっこう好きなビューポイント。
この写真は一週間前ぐらいだが、昨日は、紅葉している公孫樹が半分ほど散っていてこれほど美しくはなかった。
なお手前の緑地とさらに手前の均されて土地、ともにかつては稲作が行われ、天日干しの稲架掛けが見られた場所だった。
しかし、ここ何年か耕作は行われていない。だが、その割に一般の休耕田とは違って、いつもきれいに整えられている。いつか再び、稲作が行われ、また、あの稲架掛けが見られるのだろうか。
それまで私は、そのウオッチャーでいられるのだろうか。
■今季初の赤カブ漬け
農協で比較的大きい玉の赤カブ2玉を100円でゲット。早速葉っぱもいっしょに漬物に。昆布、鷹の爪、柚子の皮を添える。あとはうまくなあれと祈るのみ。
今からちょうど6年ほど前の今頃に亡くなった連れ合いが好きだった野菜だ。もっとも彼女は、漬物ではなく酢漬けの方を好んだのだったが・・・・。
それとこの赤カブ、飛騨地方で赤カブ漬けに使うものとはちょっと違う。飛騨のものは、中まで真っ赤だがこれは中は白い。外見の違いでいうと、これは葉の茎の部分は緑だが、飛騨のものはその茎も赤い。
しかし、この中が白いものも、漬け込んでいるうちにほんのり全体が赤くなる。とくに酢漬けにすると、その赤みが鮮やかになる。
いずれにしても、食い物で冬を実感する時期になった。
■わが家の紅葉とナンテンのことなど
わが家の庭には・・・・などと時折偉そうに書いているが、わが家には庭園と呼べるようなスペースはない。
玄関から表の通りまでの4,5メートルのイントロ空間、それから、南側の材木屋さんとの目隠しのための1m強のグリーンベルトが全てである。それらのスペースを埋めるのは、ほとんど限られた植物群である。
したがって、草花のスペースはほとんどない。今は亡き連れ合いが、プランターでパンジーなどを育てていたが、私にはその根気もない。
だからいま、うちに残ってるのは樹木のたぐいのみ。
それも、かつては多種類があったが、その狭いスペースには大きくなりすぎた、琵琶、桑、棕櫚、柾などを伐採してしまったので、今や、紅白のツツジ、桜桃のなる桜、紫陽花、レンギョウ、皐月、各種ナンテンのみといった寂しさだ。
この時期花はなく、それらの一定のものが紅葉するのが唯一の色気。
なお、今年はナンテンの実の付き方があまり良くない。天候などのせいか、それとも夏場の水やりをサボりまくったからか。
■ご恵贈
崔 銀姫氏編纂の書だが、そのうち第六章をご担当の東村岳史氏にご恵贈いただいた。
ちょうどこの書の辺りを勉強していて、同人誌に雑文を書いたりしているところなのでまさにグッドタイミングないただきもの。感謝々々だ。
なお、東村氏はアイヌ民族など、マイノリティについての論考で評価も高い。