六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

ふ〜っ、やっとおせちが出来上がった。

2024-12-31 17:54:14 | グルメ

 おせちも年々、しんどくなってくる。
 練りものが多くなったのは、手抜きもあるが、もらい物があったから。
 いずれにしても、全盛期に比べるといろんな面で衰えや見劣りが。
 お正月さん、勘弁してくんろ。
     

 あ、そうそう、忘れるところだった。
 どうか、皆さん、良いお年をお迎えください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

門松の代わりに・・・・なってるかなぁ?

2024-12-30 02:16:53 | よしなしごと

 正月に門松を立てる風習はうんと少なくなった。
 かつては、役場など公の建物にはほとんどといっていいほど立てられていたし、個人の住宅でも一軒家などではけっこう立てていたものである。

 わが家は一軒家でここに建ってから半世紀以上になるが、その半世紀ほど前、何回かにわたって門松を立てたことがある。それは見栄でもなんでもなく、亡くなった連れ合いがこの地区でもまあまあ名のある学習塾を経営していたからである。

 そのうちに、日本全国で門松に使う松竹梅の需要が膨大になったのか、お上からの倹約令のようなものが出て、門松の代わりにこれをというので、門松の絵を描いた縦長の紙が配られたりした。

 こんなまがい物を貼り付けたって・・・・とこれを機会に門松もやめ、そのキッチュな張り紙もやめにした。

       
 

 それ以後の正月の玄関先であるが、なにもないのも寂しいと、この時期紅葉している鉢植えなど置いているのだが、今年はそれらしいものもなく、紅白のナンテンを切って飾ることにした。けっこう様になっているとはやはり甘い評価だろう。

 いずれにしても、郵便配達と新聞配達以外訪れる人もない実質の独居老人、たんなる自己満足でしかないが、それさえも失ってはという気持ちがどこかにあり、毎年なにがしかを飾っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと年の瀬超え作戦を開始する

2024-12-28 23:28:52 | よしなしごと

 師走もあと五指に足りぬ頃となった。今頃やっと年の瀬超え作戦の開始。
 怪しげな空模様のなか、洗濯物を乾し、農協の朝市へ。おせち用と正月期間中の野菜を買い込む。ついで業務店専用食品店アミカへ。それでもなお足りぬものを求めて一般のスーパーへも。やっと百合根を入手。
 これでなんとかおせちの材料は整う。私のそれは、海なし県岐阜は西濃の農家に代々伝わる田舎料理のアレンジ。だから、エビ・カニの豪華なものはなし。海産物はカヅノコとタツクリぐらい。

 三店舗回るだけでけっこう疲れる。帰宅し荷解き、収納。
 漬物など、いまからでないと正月に食べられないものを仕込む。
 赤カブ、白カブの各甘酢漬け、これは人参と大根の膾(なます)の代わりだ。
 白菜は、乾して樽漬けは間に合わないかもと思い切り漬けにした。

      

 夕刻、赤カブの酢漬けをチェックしたら、輝くような赤色に染まって、味もまあまあ。
 これは八年前に他界した連れ合いの好物だった。

          

 そういえば、買い物ついでに花を求め、それに自宅の白南天と赤南天を加えて連れ合いの供花とした。

 時々、陽が射す怪しげな天候だったが、朝一で乾したせいで洗濯物はなんとか乾いた。
 あと三日か。苦手な掃除があるし、同人誌の締め切りも迫っている。嗚呼!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テンプラーメン?

2024-12-25 15:52:31 | グルメ

天ぷらそばや天ぷらうどんがあるなら、天ぷらラーメン(略してテンプラーメン)があってもいいじゃないか・・・・などという積極的な意味はなく、ただ昨夕餉の天ぷらが余ったのでラーメンにしてみた。
ごぼ天に玉ねぎ天、それにとり天、他の野菜はキャベツと白菜、薬味としてネギと柚子。
天ぷらの衣に出汁がしみるのは天丼などと同様うまい。
「テンプラーメン」、私の独創と強弁するつもりはない。きっと、もっと本格的なのがどこかにあるはずだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

師走 私の食事から

2024-12-24 17:03:25 | グルメ

 なんやかや忙しいので、写真とキャプションのみ。
 コンセプトは手元の在庫の取り合わせで簡単にできるもの。

鶏もも肉ソティ入りうどん

      
 
ラーメン スープは各種煮物の残った出汁をアレンジしてみた
      
 
小カブ 葉も一緒に漬けた
      

ある夕餉 少しの贅沢
 上左から小カブ漬け あんこうの肝(ナマから調理) マグロ山かけ
 下左から 菊菜おひたしすりごま汚し 真サバ塩焼き
  (あん肝は240円 マグロは短冊で250円 あん肝の上は自家製紅葉おろし)

      


けつねうどん

      


ある夕餉 その2
 上左から 里芋味噌煮 厚揚げカレー風味煮
 下左から コロッケ(キャベツ千切りが下に) 豆腐納豆和え
 (買い物に行くつもりがすっかり暗くなってしまったので非常用に常備の冷凍コロッケを)

      


五目あんかけ蕎麦 寒い折はあんかけが重宝 最後まで暖かく食すことができる

      


焼きそば ソースは控えめにして、薄口醤油を少々 その方が食事としては落ち着く

      


スパゲティナポリタン風

      


ある夕餉 その3
 上左から レタスの外側青いところおひたし ペンネ、キャベツ、ニンジンなどの温サラダ
 下左から 豚コマと大根煮付け(大根は一応15分の下茹で) 大根の皮を塩もみし柚子と合わせた即席漬物

      


焼きうどん

      


山かけ蕎麦(山芋のほか、わさび、すりごま、柚子のみじん切りを)

      
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の食の話題二つ キャベツと弁当

2024-12-20 23:04:13 | よしなしごと

夏場の日照りがいまなお尾を引いているとかで、野菜が高い。やや落ち着いてきたとはいえ、キャベツが一玉400円を超えたりした。
 節約しながら使っていたが、近くのドラッグストアで、やや小玉だが一玉99円のものが!すかさずゲット。もう一玉ぐらいと思ったら、「おひとリ様一個限定」と赤い文字が。五個ぐらい残ったうちから、大きくて巻きがしっかりしたものを買う。
      

 写真がそれだが、この外皮、これぐらいなら捨てはしない。少し湯がけば、焼きそばの具や、野菜炒めのなかでも使える。

最近の弁当。

     

 上から小松菜のゴマ汚し、ニンジン煮付け、京揚げ、鶏もも肉スキ煮、卵焼き。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今どきの話題二つ 韓国&落葉

2024-12-17 01:30:32 | よしなしごと

【韓国の民主主義】以下は、韓国の今回の事態について、私の友人があるSNSで触れていた記事について、私がつけたコメント。この友人もまた韓国での民主主義機能派。
  =============================
 今回の事態を指して韓国の後進性をいい立てるような叙述に出会うが、これは完全な間違い。韓国では日本と異なり、三権分立がちゃんと機能していて、司法が行政をチェックすることが多いが、日本では安倍夫妻の森友への肩入れ、安倍、萩生田の加計学院問題への介入もお構いなしどころか、民間からの告訴も門前払い。
 
 また韓国では今回のような事態には何十万単位の民衆が国会へ駆けつけ、意思表示をするが、日本でそんなことは1960年にあったっきり。
 日本の民主主義と称するものは、敗戦後、米占領軍によって上から形式的に与えられたもの。それに対して韓国のそれは、戦後の済州島事件やその後の朝鮮戦争、さらにその後の朴正煕、全斗煥などの独裁時代のなかで人民の戦いそのものによって勝ち取ってきたもの。
 
 だから大丈夫とは断定できないが、韓国の政情についてものをいうならば、少なくともそれだけの歴史的経緯を念頭に置いた上にすべきでしょう。

【落葉が遅い】
 いよいよ本格的な冬将軍の到来ですが、一方、長かった夏の影響がまだ見られます。紅葉した木々の落葉が遅いのです。
 以下の写真はそれぞれ私の住まい岐阜市のものですが、公孫樹も樹の下にいくぶんかの洛東が見えるものの、大多数はまだまだ木にしがみついています。
 最後の写真は、私の家にある桜ん坊のなる木ですが、紅葉はしているものの、洛陽はまだほとんどありません。もっと紅葉するはずですから、正月頃が紅葉の見頃になるかも。

     

     
          
       



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

24歳で夭逝した詩人、藤田文江全集の刊行によせて

2024-12-13 00:48:03 | 書評
 SNSのMIXI の全盛時代からお付き合いのある畏友・谷口哲郎氏から、文字通り渾身の力作である書籍をいただいた。
 書名は『藤田文江全集』。1908年から33年とわずか24歳の短い人生を駆け抜けたこの詩人は、生前、1冊の詩集(『夜の聲』1933年)を残すのみであった。しかもその詩集の初刷り300部は、彼女の通夜の席に届くという劇的な生涯であった。

 もちろん、今回の全集にはその『夜の聲』はまっさきに収録されているが、その他の彼女の作品や散文、手紙などは、当時発刊されていた各詩誌などさまざまな媒体に発表されていて、このままでは散逸は免れがたいものであった。
 それらを長い年月、全国津々浦々まで足を伸ばし、収集し、一冊の冊子で目にすることができるようにしたのが谷口氏の今回の仕事であった。氏によって集められたそれらの諸資料は、『夜の聲』掲載詩などの2倍以上に達する。
 繰り返しになるがそれらは時代とともに蒐集が困難になり、散逸の危機にあったものであり、その収集復元それ自体が文学史上、詩壇史上の一大功績といわねばならない。

           

 さらには、谷口氏が調査するなかで明らかになってきた彼女の生前、死後のさまざまな痕跡が年譜としてまとめられている。
 彼のそうした緻密な調査の結果のひとつとして、2020年に収録された藤田文江の末妹・林山鈴子さんとのインタビュー記事も興味深い。

 これらすべての作品、資料が、居ながらにして一望できるようになった成果は何度強調してもし足りないほどだ。

 書の後半は、谷口氏による「解説」と題されているが、これはたんに氏が蒐集してきた藤田文江の作品、ないしはそれにまつわる諸資料の説明に終わるのではなく、藤田文江に触発された谷口氏自身の詩壇史への見解、詩論が、一般論ではなく、藤田文江の作品に即して具体的に、しかも熱く語られている。この谷口氏自身の表現への情熱と、藤田のそれとがあるときには互いに融合し、またあるときには格闘し合っているかのようにもつれながら展開される叙述は、もはや通りいっぺんの「解説」にとどまらないことは明らかだ。

 おおよそ100年近く前、この国が戦争へと歩み始めた折に詩作のピークを迎える藤田の詩風を、ひとまずモダニズムと捉えながら、谷口氏はそこにとどまらない藤田の詩の力を見出してゆく。
 圧巻は、藤田の先行者と目される萩原朔太郎の作品、「竹とその哀傷」や「竹」(1917年)と、藤田の「五月の竹林にて」(1932年)を対比させながら、その差異、藤田の側からの脱構築的批判の姿勢、あるいは藤田の詩にある時代そのものへの違和感などを析出してゆくくだりで、果たせるかな1938年に至って「日本主義への回帰」を行うその後の朔太郎を知っている私たちに、藤田の詩に内在する確かな地盤、その言葉の重力のようなものを指し示してくれるにじゅうぶんな記述である。

             

 最後に、その藤田の「五月竹林にて」を紹介してこの小文を終えるが、表記の都合上、その行間表示などは、オリジナルと異なることを許してほしい。

「五月の竹林にて」

白い紙が流れている。
おびただしいその紙が
何処に流れてゆくのか
私には何もわからない。

時折しぶきの様な風が
優しい眼を動かしてすぎる。
月日というものは
この竹林(くに)の何処にもないらしい。
明るい磨いた鏡のような
     *
美しい竹林(せいねん)がにこにこ笑って
立っている。
その青い肉體を
私は愕いてみまもるばかりだ。

たとへ花の様な少女が
これが死んだにしろ
彼はやはりにこにこしてゐるにちがひない。
全く泣くよりも笑ってゐたほうが
お互いの生活は明るくなるのだから。
よしんば窶(やつ)れて
一本の繊維のみになるにしても。
     *
手を叩けば
一せいにふりむく無邪気な林だ。
私は一粒の米のように寂寥である。
過去、現在、未来に
開花し 開花するであらう
悪の華を吊すには
この竹林(くに)はあまりに明るすぎるのだ。
何故天は上にあり
何故土は下にある
何故月は上にあり
何故水は下にある
又、
人は何故蛇の様に孤独を寂しがるのだ
そして又、
夜何故水は月を抱いているのだろう。

       詩集「夜の聲」より
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【踊り串と飾り包丁】

2024-12-09 14:47:27 | よしなしごと

先般、魚の踊り串について書いたら、調理をする人から意外と反応があったので続きを。
■断っておくが、私は居酒屋業に携わっていたが調理師ではない。だから、一緒に仕事をした板場の作業の見様見真似にすぎない。

フォト


最初はカマス。二尾並んでいるが、手前のほうが魚がよく踊っている。しかしやや問題がある。

フォト


■カマスが焼き上がったもの。問題があるといったのは、斜めに入れた飾り包丁(これ自身、身をほぐして食べやすくする作用がある)が深すぎて、右の方に汚れが出てしまったこと。

■ついでカレイ。魚屋で捌いてもらったのだが、エラの処理など表にも深い傷を残しているのが気になる。

フォト


■焼き上げる。やはりエラの部分が必要以上にえぐれてしまった。

フォト


■クロスに入れた飾り包丁がきれいに焼き上がらなかったのは、魚の鮮度が刺し身になる程度に良かったからで、鮮度の良いカレイは煮ても焼いても飾り包丁のあとは弾けたようになる。実際に身が締まっていて弾けるのだが。

■何やかやいって、両方とも美味かったからまあいいや。
■やはり毎日、串打ちをしていた頃からみると腕は落ちている。頭と尻尾がピンと上がり、胴が膨らんで、全身がもっと踊らねばならないのだが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々の自作弁当公表

2024-12-06 01:22:13 | フォトエッセイ

 自作弁当の久々の公表。おかずは上から、白カブあっさり煮、ついで削った皮を上にしたためわかりにくいがカボチャ煮付け、赤ウィンナー、鶏もも肉ソティ、卵焼き。ご飯は、岐阜県産米ハツシモ。自己採点、81.6点。ちょっと甘いか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする