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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

聖バレンタインディの今昔

2011-02-14 16:05:24 | よしなしごと
 今日は、聖バレンタインデーとか。
 「とか」などという言い方は、自分が疎遠になっていることを白状したようなものだ。

 もちろんかつてはそうではなかった。
 もう10年以上前、まだ私が店をやっていた頃である。
 店のスタッフがくれる。
 出入りの業者がくれる。
 女性客が次々とくれる。
 私の前にはチョコが山となった。
 
 余り多すぎるので、それを分類するのが大変だった。
 少し混じった義理チョコ、私への淡い憧れの大部分のもの、その中に混じった明らかに本気と思われる複数のものたち・・・。

 持って帰るのが大変だった。
 普通は乗用車で通うのだが、その日はレンタカーでトラックを借りた。
 しかし、それも面倒になったので翌年からは明らかな本命以外は今池の交差点で配ることにした。
 人だかりが多く、機動隊がでて、私は千種署で始末書を書かされた。

        
             昨夜飲食店でもらったもの

 そして今・・・。

 昨夜いった飲食店で、小じゃれた和紙風のハート型のラッピングンに収まったクッキーをもらった。
 私だけかと思ったら、そうではないようで他の客にも渡していた。
 心の大きいママさんであると解釈した。

 その前日、ネットで知り合った女性から土佐産の文旦をもらった。
 彼女は土佐の人ではないが、わざわざ手に入れたものをお裾分けで贈ってくれたのだ。

 梱包を解くと、つややかな肌合いの果実が華やいでいた。
 そして南国の爽やかな香りが鼻腔を充満した。
 この方がいい。
 かつて、限界糖尿病と診断されたのは明らかにチョコレートの食べ過ぎだと思われる。
 負け惜しみではなく、今にしてチョコレートの数ではないとしみじみ思っている。

        
          ネットのお友達が贈ってくれた高知産文旦

 え?それだけかって?
 いや、まだ届いてはいないが大本命がある。
 しかし、それを明かすことは出来ない。
 なぜなら、この日記は複数いる本命が相互に監視し合っている可能性があるからである。


ットでググったら「聖バレンタインデーの虐殺」が出てきた。
 アル・カポネが絡んで7人が虐殺された事件らしい。
 せっかくの日に、無粋なことをするものだ。
 聖バレンタインデーには平和な一日がふさわしい。




コメント (2)
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