コロナ禍のなか、岐阜県図書館へ行く。
書架も閲覧スペースも封鎖されているから、異常に静まり返っている。
だいたい、図書館なんて静かなところだと思っていたが、やはり、複数の人間がいてその気配があるときと、それらがないときとでは全く違う。
呼吸をしている静けさと、呼吸をしていない静けさか。
図書館員以外で見かけたのは、私とすれ違いに出ていった人と、逆に私の帰りがけにやってきた人、それに、館の外壁の掲示を読んでいた人ぐらい。
ネットで予約したものの授受をカウンターで行うだけだから致し方ないのだろう。二冊を返し、二冊を借りて、当面必要なものは確保したが、書架を眺めていて、「オッ、これは・・・・」と思い借りたものが、意外と面白かったというハプニングは当分お預けだ。
カウンターで、「これはいつまで続きますか」と尋ねたら、「一応4月上旬までですが、その後については、その時点で判断するので、その後がどうなるかわからない」とのこと。そうだろうな。
このとこと運動不足なので、散歩方々、図書館周りと隣の県美術館構内などをスマホで撮してきたのがこれらの写真。