名古屋・今池へ二日続けて行くこととなった。
土曜日の一日目は、かつて、「壺」や後の「芦」へ通っていた今池常連メンバーの同窓会。古くは半世紀前から、新しくても三〇年以上の付き合い。話が弾む。
私と同年輩はみな旅立っていて、おかげで戦中生まれの最年長。
添付写真の銀杏の映るのがその日の帰途、今池からJR千種駅まで歩いた途中の風景。千種駅から、金山経由で岐阜まで帰る。
二日目は私が所属する会の年末の総会、並びに懇親会(=忘年会)でのもの。
冒頭、この会では割りと古くから言葉をかわし、同人誌を送付して感想をもらうなど親しくしていただいていた方が急逝したというニュースに、浮かれ気分がすっ飛ぶ。
その暗い気分のまま、撮った雪含みの今池の空が後の二枚。いずれも今池ガスビル八階から。
彼は音楽への深い造詣と理解をもっていて、それらを駆使して作っていたその会の会報誌は見事であった。今後、これは不可能ではないだろうか。
今年の一月、その会の年頭の発表会で、その方とともに発表者を努めたことを思い出していた。私がやや柔らかい話を前半に披露し、その方が、専門に裏打ちされた手堅い発表をされた。
ご冥福を!