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何日か前に「以下次号!」と気を持たせたまま一週間が経ってしまった、
NHKの朝ドラ「あさが来た」。
モデルとなっている両替商「加島屋」一族の酒問屋「加島屋」さんとそのご縁の酒
のお話です。
まずは酒問屋の「加島屋」さんですが、元々大阪で両替商を営んでおられた加島屋さん(のご先祖様)が、都が京都から東京に還都された際に東京新川に移られたそうです。
(前回書いたように、テレビの両替商「加島屋」が次男家、酒問屋「加島屋」さんが長男家、とのこと)
#ちなみに、「加島屋」という屋号は、当時良貨として知られた「加島銭」より定めたそうですが、NHKの朝ドラでは「加野屋」という屋号、どういう由来という設定にするのでしょうか?
そして、明治2年に東京下り酒問屋株を求め「廣岡助五郎商店」として創業されたのですが、特筆すべきは当時からずっと「宮内庁御用達」を務めていること。
お店の看板にも「宮内庁御用達」の文字が
カッコいい
そして、1899(明治32)年、その宮内庁から御用酒として御下命頂いたのが、加島屋さんが商標を持つ清酒「惣花」です。
こちら
この「惣花」、元来は灘の名醸家「岸田忠左衛門」の極意の酒で、それをその後、加島屋さんの廣岡助五郎商店が譲り受け、上記のように宮内庁の御用達に下命された、という訳です。
その頃から製造自体は「日本盛」さんですが、現在までずっと「加島屋さんの酒」として、例えば今の天皇陛下の「納采の儀(結納)」においてご用命を受けたほか、皇室の祝事・晩餐会などに供されている、そうです。
ウチでも分けて頂いていますが、伊勢神宮御料酒「白鷹」とともに人気、というより、納得!のお酒です。
ちなみに、「惣花」とは、、、、、、、、、、、、
惣花には「あまねく愛す」という意味が込められている
--------------日本盛さんのホームページ
惣花の由来は「めでたいと今日も朝から大祝い千客万来の福招き商売繁盛」です。
(と、言いつつ、この川柳?には惣花の文字は入っていないので、実はよくわからん、です。)
--------------加島屋さんのホームページ
「惣花」とは、江戸時代に新春等の祝いごとでもれなく振舞われた祝儀を指すもので、転じて「すべての関係者に利益と愛を与えること」の意で用いられる幸福に溢れる言葉です。
--------------千葉県税理士協同組合「共済部通信」
見ていて「ふふふ」と思ったのは、加島屋さんのホームページの下の方に、こんな洒落たことが書いてあります。
SOHANA means LOVE FOR ALL
とあります。これって日本盛さんの「あまねく愛す」に相当する英語ですが、「LOVE FOR ALL」ですよ!
加島屋のH先輩の顔が思い浮かびました。
案外お似合いなんですよね。これが。
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