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月曜日の記事は、浅草寺の小判。
実際の戦利品
その際、
あ、小判と言えば新川だ
これ、分かる人、どの位いますかね?
と書きましたが、今日はそのお話。
実は先日、こんな本を入手しました。
こちら
「Tokyo新川ストーリー」というタイトル。
1991年の刊行ですから、「東京ラブストーリー」の頃ですね。
中身はラブとは関係なく、バブル時代に変わりゆく新川の姿を、昔からの歴史と共に綴った地域本です。
その小見出しの中に「酒問屋跡のゴールドラッシュ」というのがありました。
内容は、1963年に新川で天保小判1900枚、天保二朱金77,000枚余が発掘された!というものです。
ネットで検索すると、「新川のゴールドラッシュ」として結構有名な話のようで、ちょっと公けっぽいサイトだと「コープ共済」の「くらしとお金」というコラムでまとまった整理がありました。
第10回 日本の埋蔵金伝説
実際に国内で発掘された埋蔵金で最大といわれるのは、1963年8月に東京都中央区新川1丁目で発見された小判1,900枚、二朱金78,389枚。ビルの増築工事中に工事を請け負っていた作業員が、地中1.5メートルから出てきた煉瓦敷きの下から、天保二朱金や天保小判の入ったガラス瓶を数本発見したものだ。当時の天保小判、二朱金の価値で、合計6,000万円強の計算になったそうだが、現在の価値に直せば6億円くらいかもしれない。この埋蔵金は、江戸時代中期から終戦の年までこの地にいた、酒問屋の代々の当主によって蓄財された財宝だったことが証明され、その酒問屋の十代目にめでたく財宝が引き渡され、発見者には報労金が現物支給されたという。
(中略)
ここに出てくる酒問屋というのはこの場所に居を構えていた鹿嶋本店(鹿島本店)で、新川の名だたる下り酒問屋です。
お店自体は1932年に畳んだようで、その跡地で小判ザクザク、という訳ですね。
「現在の価値に直せば6億円くらい」というのもスゴイですが、日本一の埋蔵金!というのはカッコいい。
新川で「一番」と言えば、「新川一番船」ですが、これは知る人ぞ知る銘酒。
このお酒以外にも「一番」があったんですね。
いやぁ、知りませんでした。
(1963年と言えばまだ生まれていませんし)
新川に生まれ育った先輩方はもちろんご存知だと思いますし、実は拾ってたりして、、、、、、一枚くらい分けてくれないかなぁ。
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