【公式HPはこちら↑】
結果としては、200周年記念!
昨日話題にした、「大酒の大会」。
今でいう「大食い選手権(世界一)」のように、その開催や、様子をかわら版などで伝えることが一種のエンターテインメントだったようですね。
そんな大会の中で、比較的良く耳にするのが、「千住酒合戦」や、両国の「大酒大喰会」。詳細な情報が残っているため、色々と紹介されるようですね。
「大酒大食会」は菓子の組、飯の組、蕎麦の組、うなぎの組、酒の組という部門に分かれていたことなども知られています。
この「大酒大喰会」が催されたのは1817年、今からちょうど200年前!ですが、100年近く経った明治41年(1908年)にも榊原文翠という画人が絵巻を制作しています。
その「大酒大食会絵巻」、江戸東京博物館のサイトで9画面(かな)に分割された公開されているのですが、ここから「酒組」を取り出して切り貼りしてみました。
大酒大食会絵巻(「酒の組」を切り貼り)
榊原文翠(明治41年)
縮小されていて良く分かりませんので、再度分割。
最初に樽が描かれています。「花盛」という銘柄のようですね。
居住まいを正して「しれっ」と飲んでいる人もいれば、既に寝ている人もいます。大丈夫?
■
丼のような杯で飲んでいるおじいさん。
お酌?している人が抱えている徳利がまた見たこともないようなサイズです。「○合徳利」ではなくその百倍、「○斗徳利」とでも言うのでしょうか。
その左では壷?から柄杓でセルフで注いで呑む?二人がいます。
案外落ち着いているようですね。
■
最後の三人の中には女性もいて、何やら楽しそうです。
ただ、盃は比較すると小ぶりで、勝負という意味では下位グループかも。
ちなみこの部分の左側には記録が書いてありますが、二番目の記録が結構すごい。
同(右側の「3升入り」ということでしょう)6盃半
3升×6.5=19.5升=35リットル、です。
「芝口(在住) 鯉屋利兵衛 三十才」と年齢付きの実名報道です。
大丈夫だったのかなぁ、と思いつつ、その脇に「倒れ」とか「休息処」とか「水十七杯呑」とかありますよ。
(この話、聞いたことある)
いやぁ、「和らぎ水」というのは大事ですよ。
ただ、それ以上に飲み過ぎないこと。
テレビ東京の「大食い世界一」のサイトにも、教訓!が掲げられていました。
ほら
ですよね。
★★お酒に関する諸事万端のご相談を承っております(商品企画/情報提供/寄稿等)★★
★★★★酒・ブログランキングにエントリーしています★★★★
応援何卒よろしくお願い致します
応援のクリックを↑↑↑↑↑
【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。