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今朝は、一時間一本勝負で初めての体験、です。
こちら
良く分からないかもしれませんが、金曜の会で用いる「映像の編集」をしているんです。
(ちなみに、もう一時間一本勝負では、同じくその会でのあいさつ状の文章確定作業)
以前、当社が取材等にご協力した、神楽坂を題材にした30分ほどのネットムービーから、5,6分を抜粋する、という作業。
(もちろん、著作権者のご理解を頂いて、ですよ!)
どうやるのかな?専用のソフトが要るんだろうなぁ、と思っていたのですが、色々調べていると、自分のパソコンに予めインストゥールされているソフトで出来るようです。
画像や音声を切り出したりつなげたり出来るみたいですが、時間もないし、とりあえず切り貼りで仕上げましたが、素人の仕事にしては、まあまあではないでしょうか。
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しかし、自分で言っておいて何ですが、この「素人の仕事にしては、まあまあ」というのは大きな問題ですね。
例えば文章を書いて発信する(このブログもそうですね)に際しても、昔だったらそれなりに時間をかけて情報を収集・整理した上で、文章を書くのにも気合は違ったし、そして推敲や校閲もきちんとしていたのでしょうが、今では情報はwebで「さささっ」と集められるし、特にweb記事であれば後から直せるし、と文章レベルも落ちてしまいますよね。
「素人の仕事にしては、まあまあ」ではありませんが「限られた時間の中では、まあまあ(それなり)」という言い訳で済まされてしまう。
前にも何度か書きましたが、その典型はいわゆる「フリーペーパー」「テレビの情報番組」で、内容はネタ元からの流用で、そしてそれ以上に文章や構成が拙く、誤用や間違いも少なくない。
そしてそういうものを普段目にしていると、自らが文章を書く時なども、(そうなる方が悪いという指摘ももっともですが)それに引っ張られてしまう、ことになりがちです。
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このように、従来、知見や経験(技術)などの(膨大な)蓄積が必要であったものが、ITなどを助けを借りてハードルが下がる、ということは、全体としては良いことだと思うのですが、それに伴い、出来上がるモノやモノづくりへの敬意が失われ、それとともに「良いモノを作る」ことへのインセンティブが下がる、というネガティブなものもある気がします。
お酒造りについても、とにかく全体の水準は上がってきていて、「まずいお酒」はほとんどなくなってきているし、色々なチャレンジ(例えば、「速醸」しかやっていなかった蔵で「生もと」に取り組むとか)もできるような環境になっています。
そういう取り組みは素晴らしいと思うのですが、中にはごくごく一部「まあ、そこそこのものはできるので、後は物語をどうしかけるか」というところに重点を置く向きもあるやにお聞きします。
プロなんですから、意気込みだけでも、「そこそこ」ではなく、「あなたの思う最高のもの」を造って欲しいなぁ。。。
我々もそれを受け、心を込めて売りますよ。
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