牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

「まあまあ」「それなり」ではなく、「出来る限り」「最高」のものを(という意気込みを)!!!

2016-12-06 12:10:17 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                           
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今朝は、一時間一本勝負で初めての体験、です。


こちら


良く分からないかもしれませんが、金曜の会で用いる「映像の編集」をしているんです。
(ちなみに、もう一時間一本勝負では、同じくその会でのあいさつ状の文章確定作業)


以前、当社が取材等にご協力した、神楽坂を題材にした30分ほどのネットムービーから、5,6分を抜粋する、という作業。
(もちろん、著作権者のご理解を頂いて、ですよ!)



どうやるのかな?専用のソフトが要るんだろうなぁ、と思っていたのですが、色々調べていると、自分のパソコンに予めインストゥールされているソフトで出来るようです。





画像や音声を切り出したりつなげたり出来るみたいですが、時間もないし、とりあえず切り貼りで仕上げましたが、素人の仕事にしては、まあまあではないでしょうか。





しかし、自分で言っておいて何ですが、この「素人の仕事にしては、まあまあ」というのは大きな問題ですね。


例えば文章を書いて発信する(このブログもそうですね)に際しても、昔だったらそれなりに時間をかけて情報を収集・整理した上で、文章を書くのにも気合は違ったし、そして推敲や校閲もきちんとしていたのでしょうが、今では情報はwebで「さささっ」と集められるし、特にweb記事であれば後から直せるし、と文章レベルも落ちてしまいますよね。


「素人の仕事にしては、まあまあ」ではありませんが「限られた時間の中では、まあまあ(それなり)」という言い訳で済まされてしまう。


前にも何度か書きましたが、その典型はいわゆる「フリーペーパー」「テレビの情報番組」で、内容はネタ元からの流用で、そしてそれ以上に文章や構成が拙く、誤用や間違いも少なくない。


そしてそういうものを普段目にしていると、自らが文章を書く時なども、(そうなる方が悪いという指摘ももっともですが)それに引っ張られてしまう、ことになりがちです。



このように、従来、知見や経験(技術)などの(膨大な)蓄積が必要であったものが、ITなどを助けを借りてハードルが下がる、ということは、全体としては良いことだと思うのですが、それに伴い、出来上がるモノやモノづくりへの敬意が失われ、それとともに「良いモノを作る」ことへのインセンティブが下がる、というネガティブなものもある気がします。


お酒造りについても、とにかく全体の水準は上がってきていて、「まずいお酒」はほとんどなくなってきているし、色々なチャレンジ(例えば、「速醸」しかやっていなかった蔵で「生もと」に取り組むとか)もできるような環境になっています。


そういう取り組みは素晴らしいと思うのですが、中にはごくごく一部「まあ、そこそこのものはできるので、後は物語をどうしかけるか」というところに重点を置く向きもあるやにお聞きします。

プロなんですから、意気込みだけでも、「そこそこ」ではなく、「あなたの思う最高のもの」を造って欲しいなぁ。。。


我々もそれを受け、心を込めて売りますよ。



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